８ ページ47
「そういえば、ユナはもう子供がいてね？
ソジュン君って名前でね、すっごく可愛いんだよー、顔もユナそっくりなの！」
SE「ああ、たしかに目元とか似てるかもね」
「でしょ？」
そう答えたものの
すぐにおかしな事に気がついた
何でセフンが知っているのだろう
ユナの子供の顔を
………これは絶対に裏に何かある
私は即座にセフンを問い詰めた
「どうしてセフンが知ってるの？
ユナの子供の顔」
SE「どうしてって………
この間偶然外で会ったんだよ」
セフンは涼しい顔で答えたが、
その声には微かに動揺が滲み出ていた
「それっていつ？
この間、私の店で久しぶりに会ったんだよね？」
SE「だから、あの日の何日か後に偶然……」
「じゃあ、どこで会ったの？」
間髪入れずに質問を繰り出す
……絶対に誤魔化されないんだから
私は立ち止まってセフンを真っ直ぐに見つめた
セフンは観念したのか、
深く息を一つ吐き出し、白状した
SE「もう降参。
やっぱ俺、Aに嘘つくとか無理だわ」
「どういう事か説明して」
そこからは、セフンは素直に話してくれた
SE「あの日、Aの店でユナさんに偶然会った日の夜、ユナさんから連絡がきたんだよ」
「ユナから連絡？ でも、どうやって……」
SE「SNSで俺の名前で検索してコメントを送って来たんだよ。
…まぁ、最初は驚いたけどね。あの人なら、そういう事平気でやりそうでしょ」
たしかに、ユナならやりかねない
そっか……
今は連絡先知らなくても、
そういうツールで簡単に繋がることが出来るんだ
私も自分のお店の宣伝のためのホームページを作ったりブログを書いたりはしてるけど
それは完全にお店のためにやっているだけで、
個人的に自分の近況を呟いたり写真を載せたりすることには興味がない
「ユナからはどんなコメントが来たの？」
問題はそこだ
どんな内容だったか
なぜユナからセフンに連絡が来たのか
SE「別に内容は普通だったよ。
あの人、俺の事応援してくれそうな感じだったから、協力してもらったけどね」
「協力って？」
そう口にした瞬間、
この間、ユナとの電話を切った時
何か違和感があったことを思い出した
‘じゃあねA！ 月曜楽しんできてね’
記憶のピースが綺麗にはまり、
見事にパズルが完成した
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
