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BK「はぁー……で、いつ別れたんだよ?」


「えーと、1週間くらい前かな…?
あ、私の誕生日に」


BK「は?先週って……。
お前さ、そういう事はもっと早く言えよな」


「早く言ったってさ、しょうがないでしょ?
……ヤッバ、ベク、これ美味しぃ〜」


BK「ごまかすなA
ったく、すぐに連絡しろよ。
すっ飛んでって、話聞いてやったのに」


「それなら大丈夫。
うりジョンイナに話聞いてもらったから」


BK「ジョンインって……お前、弟に慰められるってマジ不憫だな」


「はいはい、べっちゃんうるさいですよー」


BK「強がんなよA、まだ辛いんだろ。

……にしても、おまえの彼氏、最低だな。
わざわざ誕生日に、そんな事言わねーだろ」



ホント、相変わらず友達思いのいいヤツだなぁ



ふと見ると

ベクが私に哀れみを帯びた視線を向けてた


その目から本気で心配してくれてることが
痛いほどに伝わってきた


実際、あの日が誕生日でなければ

ショックの大きさは多少なりとも違ったはずだ



「29才で失恋って、ちょっと痛いよね」


BK「いや、ちょっとどころじゃないだろ」


「……………」



テギョンの事を思うと、気分が一気に重くなる


すごく好きだったはずなのに


今では誰よりも思い出したくない存在になってしまった



BK「しょうがねぇな。
30過ぎてもおまえに彼氏が出来なかったら、その時は俺がもらってやるよ」


「………は?」


BK「何、変な顔してんだよ、バーカ。
冗談にきまってんだろ。
お前みたいながさつな女、俺には手に負えねーし」


「もう、びっくりしたぁ。
……今は、そういう冗談やめてよ。
ベクまで何言い出すのかと思ったじゃん」



冗談でよかった、とカシオレを飲んでると


勘の鋭いベクは、すぐに私の言葉に反応した



BK「ベクまで、って……他の男にも言われたのかよ」


しまった……つい口が滑ってしまった



相談するつもりだったとはいえ


内容的に言いにくいから

アルコールの力を借りてぶっちゃけたかったのに


まだ一杯目だし…全然酔えてない



「え……と、あの………」



BK「この際、隠し事すんなよ。
今日は、お前の話聞きに来てんだからな」



ベクにはどこまで話せばいいだろう


ベクもユナ同様にセフンの事は昔から知っている


ジョンインとは気が合うのか
私抜きでも飲みに行くくらい仲が良いが


ベクとセフンとはそれほどでもなかったと思う

9→←7


今日のあなたのLUCKY EXOは?

「ごはん食べましたか?」、ド ギョンス


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設定タグ:EXO , セフン , ベクヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸`)原作も気になります! (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです!続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます! (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mochimochi | 作成日時:2020年2月2日 20時

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