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廉「うまい！！」
たこ焼きを食べながら私の横を歩く永瀬廉
私が振られたことも分かってるくせに
普通はそっとしとくために家に帰らせるでしょ
本当に読めない奴…
廉「なんやそんなに見て食べたいんか？」
『いや、そういう訳じゃないんだけど』
廉「しゃーないな
はい、あーん」
永瀬廉は私の口にたこ焼きを近づけてきた
私は反射的に口を開けてしまった
『んっ、あつっっ』
廉「ははは」
イタズラっぽく笑う永瀬廉を少し睨む
てか…
これって間接キスじゃん…
いやいや、間接キスなんて優太としてるし…
『ねぇ、なんで？』
廉「ん？」
『なんで出店回りたいなんて言ったの？
いつもなら早く帰りたいとか言うじゃん』
廉「お前のせいや」
『は？』
廉「俺がさっき俺だけ見とけばいいなんて甘い言葉を言ったのに、花火の時だってずっと紫耀の事考えてたやろ」
『か、考えてないし
もう吹っ切れたし』
廉「じゃあ紫耀との写真全部消してみてや」
『そ、それは…』
そんなの無理決ってる
2人で撮ったプリクラなんてお気に入りにもしてるのに
廉「ほら〜出来ひんやんけ」
『て、てか！
それとこれで何の関係があんのよ』
廉「花火大会の思い出が紫耀のせいで悲しい思い出になるとか嫌やん
だから俺がそれを塗り替えるぐらいおもろくしてやろうと思って」
『え…』
今日の永瀬廉なんかおかしい…
いつもの永瀬廉じゃないみたい
なんか…
なんか……
『気持ち悪い』
廉「は？！俺が気持ち悪い！？」
何故かわからないけど笑いが止まらなくなってきた
『私金魚すくいしたい
いこ！！！』
私は永瀬廉の腕を掴んで走り出した
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ミミ(プロフ) - もちさん» そう言って頂けて本当に嬉しいです！期待に応えられ頑張りますね(≧∇≦*) (2019年10月26日 22時) (
レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 面白くて大好きです！！ 頑張ってください！ 応援しています！！！ (2019年10月26日 14時) (レス) id: 0830f30708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2019年10月12日 15時
