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次の日
眠い目を擦りながら学校に向かう
真帆「おはよう」
『おはよー』
真帆「めっちゃあくびするじゃん」
『昨日遊びすぎた』
真帆「でも楽しかったじゃん」
『まぁね』
私は真帆と喋りながら自分の席に座ると廊下から声が聞こえてきた
紫耀「メロンパンちゃういる？」
「え？だれメロンパンちゃんって」
紫耀はそこら辺にいた男の子に私の居場所を聞いている
知らない人にメロンパンちゃんって言ってもわかんないでしょと思いながら
私は紫耀の方に向かう
『紫耀どうしたの？』
紫耀「あ、いたいた
これ返そうとおもって」
紫耀はいきなり5千円を私に渡してきた
『なにこれ？』
紫耀「昨日の花火代
ほら、あれ全部メロンパンちゃんが払ってくれたでしょ？」
『わざわざそのために来てくれたの？
でも、この５千円は貰えないよ
あの花火合計で3千円ぐらいだったし、しかもあれは私が勝手にした事だから』
紫耀「え、でも…もとわと言えば俺のせいだし…」
なんか最初に紫耀と会った日みたい
今も前みたいに全然引いてくれない
『あ！じゃあわかった
今日さ私お弁当持ってきてないんだよね
だから前みたいにパン買ってきてくれない？？』
我ながらいい提案だ
紫耀「う、うんそれは全然いいけど…
そんな事で本当にいいの？」
『いいのいいの
あんな人混みの中に入ってまた怪我するのも嫌だし
しかも、紫耀がもう悲しんでなさそうで安心したから…私はそれだけで嬉しい』
私がそう言い微笑むと
紫耀は私の顔を見て動かなくなった
じっと見られるから少し照れてしまう
『な、なに？』
すると紫耀はクシャと笑顔になる
紫耀「やっぱり俺Aちゃんの笑顔すきだな」
『そ、そう？ありがとう……って今っ』
紫耀「じゃあ昼休みまた会お」
紫耀は私の話を聞かずに自分のクラスに戻ってしまった
残された私はフリーズするしか無かった
『今…Aちゃんって言ったよね…』
初めて紫耀にメロンパンちゃんじゃなくてAと本名を呼ばれた私は
消えたと思っていた紫耀へのドキドキが蘇ってきた
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ミミ(プロフ) - もちさん» そう言って頂けて本当に嬉しいです！期待に応えられ頑張りますね(≧∇≦*) (2019年10月26日 22時) (
レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 面白くて大好きです！！ 頑張ってください！ 応援しています！！！ (2019年10月26日 14時) (レス) id: 0830f30708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2019年10月12日 15時
