私達は、兄弟なの？

2.家 ページ4

Aside



私達が家に帰ればリビングにいる裕太くんと龍友くん。

(私達には兄や姉にはくん、もしくはちゃんをつけるという決まりがある。)


貴「今、帰った」

涼「俺も」


リビングにそれだけ告げて玲於の部屋に行く。


貴「じゃっ、涼太も後で行くから」
涼「うん」


私達、年下四人は同じ階に部屋がある。


貴「玲於？入るよ？」

ガチャッ


貴「玲於体調大丈夫？」

玲「うん。でも、隼が…」

貴「分かった。何かあったらLINEしてね？」


そう言い玲於の部屋を出て隼の部屋に入る。

貴「隼、体調悪い？」

隼「Aちゃん？ちょっと…」


隼のおでこに手を当てれば少し熱い。

喘息出ちゃうかなぁ、心配だなぁ。


貴「吸入器を近くにおいとくから。今から用事あるから。出来ることやって玲於か涼太に任せていい？」


頷く隼に熱冷まシートを貼って、熱をはかって涼太の部屋へ


貴「涼太？体調大丈夫？」

涼「うん。」

貴「隼の面倒見てもらえる？今から用事あって…」

涼「うん。了解」

貴「何かあったら涼「LINEでしょ？」」

貴「フフッ笑、ありがとう」

涼「いつも任せっきりにしてるしね。」

貴「ありがとう。」


急がないと間に合わない…

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