検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:41,993 hit

75 ページ23

亮side









.









最近になって自覚してもうた。
マルのことが好きやって…。









この気持ちに気づかなかったほうがよかったかもしれへん。









苦しくなってまうから…。









「っん、あ…っ、マル…っ。」


「ん…?もっと、奥がええん…?」


「あぁっ、ソコ…っ、やぁ…っ。」


「嫌、やないやろ?もっと、ちゃうん…っ?」


「マルぅ…っ、もっと、欲し…っ。」


「んふっ、ええ子やね…。」









ほら、今も快楽だけやない涙が溢れてくる。









体だけじゃなく心も欲しいと思ってしまって胸が苦しくて堪らない…。









「亮ちゃん、しんどいん?
今日はやめようか…?」


「っ!嫌、や…っ。
大丈夫、やから…っ、やめんといて…っ。」

「ホンマに…?
むちゃはアカンで…?」


「ホンマに大丈夫…っ。
マル…っ、もっと、シて…っ。」









律動が再開されるとまた甘い快楽に飲み込まれていって俺は嬌声をあげながら、もっともっと…と腰を揺らした。









それに応えるように激しくなるマルの動き。









俺の嬌声とマルの荒い息、体がぶつかる音と共にぐちゅぐちゅと厭らしい音が部屋に響いて更に興奮が高まっていく。









まだ繋がっていたい…。
そんな思いから欲を吐き出したくなるのを紛らわせるように、しっかりとしがみついてマルの唇に自分の唇を押し当てた。







.

移行します。→←74



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» うわあ…、嬉しいお言葉有難うございます!華子うさぎさんのコメントはいつも励みになってます♪求められたらただただ癒す為に動く魔性の男。それに溺れていく二人…という構図を書いていたらキリがないくらい、その場面を書きたくなる私です(笑) (2019年4月4日 12時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 魔性の男、魅力的です。本人は、関係のある二人に対して、ただ、癒してあげているという思いだけで…だからこそ魔性なのかなぁ?と思っています。流石魔性、癒されている?二人、みごとに溺れていますね。魔性の根底にあるものどうなんでしょうか。読む度に面白いです。 (2019年4月4日 9時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» ようやく少しずつですが変化してきましたー。個人的にはヨコヒナがくっついてくれてホッと一安心です(笑)魔性の男、魅力的ですかっ?そう言って頂けて嬉しいです♪魔性の男、書いてて楽しいんですよね(笑)これからも楽しんで頂けるように頑張ります! (2019年4月3日 20時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 関係が変化してきましたね。これから、どうなるんでしょうか!魔性の男魅力的ですねぇ。次が見逃せません。 (2019年4月3日 14時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:∞さっちん∞ | 作成日時:2019年3月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。