3 ページ11
.
.
.
上着を脱ぎながら椅子に座りチラリと信ちゃんたちの方へ視線を向ける。
「なあ、ひな。いつまでここに座っとるん?」
「んー?ええやんか。スキンシップや。」
「…いや、脚痺れるんやけど。」
「もうちょい我慢してやっ。」
そんな会話を繰り広げている2人。
あかん、またにやけてまいそう…。
何とかにやけそうになるのを抑えながらヤスたちの方へ視線を向けてみた。
「ヤス〜、今日もええ匂いやなあ…。」
「んふふ、シャンプーとコンディショナー変えてみてん♪」
「んー、これええわあ…♪」
そんな会話をしながら大倉はヤスを抱きしめて髪に顔を埋めている。
安定のカップルや…。
なんて思いながら気まずい雰囲気のカップルに視線を移した。
「な、なあ…すばるくん。」
「…ん?な、何や?」
「あ、あんな?コレなんやけど…。」
そう言いながら楽譜を取り出し、すばるに見せている亮ちゃん。
音楽の話をしているはずの2人なのに気まずさを感じるのは何故なんやろ…。
…あ、あれ?
そういや僕、ぼっちやんっ!
何や寂しっ!
もうそろそろ打ち合わせが始まる時間やけど、どっかのカップルに混ぜてもらおっ♪
邪魔とか言うたら隆くん泣いてまうでっ?
.
end
.
137人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:∞さっちん∞ | 作成日時:2017年9月17日 12時