5.色 ページ5
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『確か、扉の色は忘れたんだっけ。』
「うん…ごめんね？」
『いいのいいの。大丈夫だよ。』
「でもね、赤だった気がするの。」
気がする、か。正直白瀬の確かや多分は全くあてにならないが、今はそれしか手掛かりがない。
賭けてみるか…？
『うん、じゃあ赤、行く？』
「うん。」
赤い扉のドアノブに手をかける。行くよ。そう一言言って扉を勢いよく開ける。
するとそこは別世界だった。灰色のコンクリートの壁。そして赤い悪魔？がいっぱいいた。
「は…止めて。来ないで！お願い！ごめんなさい！！！助けて…」
床には死体がゴロゴロ転がっている。
…え？
死体の多くはところどころ食べられている。
これを当たり前のように見れる私は頭がおかしいのだろうか。いや、おかしいんだ。
『…』
だって、白瀬は死体を見つめてガタガタと震え、顔が青ざめている。
白瀬を見れば私がここまで冷静なのは誰がどう見ても異常だ。
だがそんな中でも死への恐怖は少なからずあふれてくるようで。
やめて…
私は一言、無意識に言葉を吐くが私の願いも空しく…
『あ”ぁ…っいたい"ぃぃぃ"ぃぃ、ﾀｽヶﾃ……ダスゲテ…よ……』
床に転がった。
何年、何十年たっても口に出してしまえば
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羊型の画面クリーナー - 面白かったです！白瀬ちゃん…うーむ｡次回作楽しみです！ (2021年8月22日 21時) (
レス) id: 3429c88509 (このIDを非表示/違反報告)
pupil(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます！励みになります！頑張らせていただきます！ (2018年8月31日 15時) (レス) id: 554d51c383 (このIDを非表示/違反報告)
www - これからも頑張ってください！、、、！！！！！！ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2018年8月31日 13時) (レス) id: b2d6bf9302 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pupil | 作成日時：2018年8月28日 16時
