小悪魔ちゃんと俺２

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横山side


とりあえず仲直りも出来たし、あれやな…雛にも迷惑かけたから連絡だけ入れとくか


寝てる亮から腕を抜いてメールをすれば、すぐに返信が来て、うまい飯よろしくって…
まぁ今回は雛のおかげでもあるから、しっかりご馳走するかーそう思いまた眠りについた





翌朝目を覚ませば亮の姿はなくて、その代わりキッチンの方から軽快な音が聞こえてくる


朝ごはん作ってくれるってことは、いつもの亮に戻ったってことやし、また可愛らしい顔するんやろな〜って考えてたらニヤニヤしてしまう


足音が近付いてきて遠慮がちにドアを開ける


横｢亮、おはよ｣

亮｢きみくん、起きてたん？｣

横｢今目が覚めたところやで｣

亮｢それならちょうど朝ごはん出来たから食べよ｣

横｢亮が作ってくれたん食べれるの嬉しいわ〜｣

亮｢ホンマに大袈裟やなー｣



そう言いながらも嬉しそうに笑うから、俺まで嬉しくなる




横｢めっちゃ、いい匂いするわ〜｣

亮｢フフッ、はい、どうぞ｣

横｢ありがとう。いただきます｣



朝の何気ない時間やけど、ホンマに幸せやわ





翌日会社へ向かうと




安｢横ちょ、亮と何かあったん？大丈夫やったん？｣

横｢あ…まぁちょっとな｣

安｢何でそこ濁すんよ｣

横｢えっ…と｣

亮｢章ちゃん、おはよ〜｣

安｢亮〜おはよ〜横ちょに聞いても、分からんから亮に聞こう｣

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