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安田side
大倉のことが心配で家まで来てしまった
大倉は最初少し驚いた顔をしていたけど
何だかんだで甘えてよってくる
そんなところが可愛いんだけどな〜
なんて思ってる場合じゃない
僕は勢いよく立ち上がる
大倉がキョトンとした顔でこちらを見つめる
安「大倉はゆっくりしててな?僕が家の事するから」
大「ヤス?そんなん大丈夫やで?大体のことは出来てるし」
大倉は悪いと思ったのか大丈夫やと断ってきたそれでも僕は大倉の為にしたいと思って
安「いやや…大倉の為にしたいの…あかん?」
ちょっと潤んだ瞳で見つめて言う
大「っ…ヤスそれは反則や…あかんことない」
へへっ僕の作戦通り
安「よしっ!そうと決まれば早速掃除するな」
掃除してる間に洗濯回しておこうっと
そう思いながらパタパタと動き回る
そんな僕の姿を見つめながら大倉は何だかニヤけてる?
安「大倉、顔ニヤけてるで」
大「いや〜ヤスがパタパタ動き回ってかわええな〜って何か俺の奥さんみたいやん?」
安「へっ?お、奥さん?!」
僕は突然の言葉にビックリして変な声を出す
大「ぶはっーヤスなんちゅう声やねん」
大倉は大きな口を開けて笑い出す
安「それは大倉が急に変なこといいだすからやろー」
僕は少し照れ臭くなる
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作者名:華南 | 作成日時:2019年2月5日 14時