僕はキミが好き (ページ35)

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大倉side

相変わらずヤスと亮ちゃんは
可愛らしいやり取りをしている

俺と丸ちゃんは
ニヤニヤが止まらなくなってきた

丸｢あかん…可愛すぎてあれはあかんわ｣

大｢せやな…あれはあかんわ｣

丸｢何か色んなこと思い出して想像してまうな(笑)｣

大｢分かるわ～禁断の愛？そんな感じやな(笑)｣

２人でそんな話をしていると
ヤスとチラッと目が合う

何か言いたげな目をして
また亮ちゃんとキャッキャッし始める

大｢丸ちゃん…今日の夜はあれやな｣

丸｢大倉…頑張ってしまうな…｣

何故か分からないが２人の中で
同盟？みたいな気持ちが生まれる

そんな話をしているとヤスがこっちを見て
小さくウインクした

大｢っ！！｣

俺はビックリして目を見開く

丸｢大倉？どうしたん？｣

ヤスはしーっと人差し指を口許で立てている

大｢えっあっ？何でもないで｣

俺はなんとか誤魔化した

気が付くと撮影再開の時間になっていて
それぞれ楽屋を出ていく

ヤスが俺に近づいてきて

安｢おおくらぁ？｣

甘い声に上目遣い

大｢んっ？どうしたん？｣

安｢今日の夜…楽しみやな♡｣

ヤスはニコッと笑って
丸と亮ちゃんの元へ走っていった

俺は完全にヤスの手の上で転がされてるな
そう思い俺もまたみんなの元へ
走っていった

fin