僕はキミが好き (ページ23)

今日:12 hit、昨日:18 hit、合計:110,195 hit

９ページ23

安田side

丸は亮を連れて先に帰っていった

安｢大倉はどうする～？｣

大｢俺はヤスがよければもうちょっと付き合うよ～｣

安｢さすが大倉！もっと飲もう！｣

それから２人でかなりのお酒を飲んだ
酔いもあってか過去の恋愛の話にもなった
お互い最近は相手がいないことや
最後に別れたのはいつだとか

大｢何か丸ちゃんも亮ちゃんも、初めて会ったけど幸せそうなのが伝わってきたな～｣

安｢何だかんだで長いからな～｣

大｢ええな～幸せになりたいわ～｣

大倉は酔っているのか俺の側に寄ってきて言う

安｢大倉イケメンやからすぐに相手見つかるやろ～｣

大｢全然モテヘんしーヤスのがモテるやろ～ヤスは好きな人おらへんの～｣

大倉は上目遣いで、聞いてくる

何故だかドキッと心臓が音をたてた
これは酔うてるからか？
それとも亮に言われた通り好きなんか？
自分でも分からんと思っていると
大倉の顔が近付いてきて

大｢ヤス～答えへんってことはおるんろ～｣
大倉は楽しそうに聞いてくる

俺はよう分からんけど
気付いたときには大倉にキスをしていた

大｢っ！！！｣

ガダンと大倉が離れた

安｢…あっ、おお…｣

俺が名前を呼ぶ前に大倉は店を出ていってしまった