Happy Whiteday! 1 ページ33
山下side
1週間前から「開けてて！」と言われたこの日
あらかじめAから指定された場所へ行く。
超がつくほど一流なホテルのレストランだった。
だから「デニムはダメだよ」って言ってたのか
会員制なのか決まった人しか入れないんだろう、
その証拠に日曜日のディナータイムなのに、俺の他にいるお客さんは何組か。少なすぎる。
俺を誘った当の本人は仕事が押してて一緒には行けないと連絡が入った。ディナーの時間には間に合うみたいだけど。
ス「お連れ様、お越しです」
スタッフさんに声をかけられて顔を上げると
黒のワンショルダードレスに身を包んだAがいた。
髪もゆるくアップにしてて物凄く綺麗だ
「智くん、お待たせ。ごめんね？」
『全然。お疲れ様、ドレスも髪もすごく似合ってる。綺麗だよ』
「嬉しい！智くんと並んでも恥ずかしくないように前から準備してたんだよ」
『綺麗すぎて、俺がAの横に並ぶのが恥ずかしいくらいだよ』
「もう！言い過ぎ！」
くすくす笑ってるAを眺めてると運ばれて来るシャンパン。
こんな天使みたいな彼女と過ごせる夜に乾杯した。
「ねえねえ、智くん今日の靴とバッグ、」
『もしかして俺があげたやつ？』
「そう！靴は履くのもったいなくてずっと飾ってたんだけど今日やっと履く勇気が出た！すごい可愛いよね、ありがとう」
見せて、と言うと少し姿勢を横にずらして足元だけ見せてくれた。Aに似合いそうだと思ってプレゼントしたYSLの靴。ヒール部分がロゴを模っている大胆なデザイン。
『想像以上に似合ってる。Aにモデルのオファーが来るのも時間の問題だな』
「智くんのセンスが最高なんだよ！このバッグもお気に入りなんだ〜」
YSLの小さいチェーンバッグ。これは去年の誕生日にプレゼントしたものだ。
全部YSLなのは、Aが好きなブランドの一つだから。
あとはたまたま、Aに似合うものが沢山あるから、それだけ。
『俺の着てるジャケットも今日はYSL、お揃いだね』
「えっ？私このドレスYSLだよ！靴とバッグに合わせたから…」
まるで今から2人でブランドのショーに行くかのような合わせっぷりに顔を見合わせて笑った。
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遙(プロフ) - はじめまして！いつも読ませていただいております！！win outのパスワードを、教えていただきたいのですがよろしいでしょうか？？ (2021年11月23日 1時) (
レス) id: a5bbc4915d (このIDを非表示/違反報告)
い(プロフ) - わざわざご丁寧にありがとうございます！楽しみにしてます！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: b3c5ad2382 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - りささん» ありがとうございます。続編は現在準備中ですのでもう少々お待ち下さい。お待たせして申し訳ありません(>_<) (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。続編は現在準備中ですのでもう少しお待ち下さい(＞＜) (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - hirorororoさん» 嬉しいコメントありがとうございます。励みになります。続編は現在準備中ですのでもう少々お待ちください。 (2021年3月25日 20時) (レス) id: 884920e649 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2021年2月25日 19時
