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「A〜！！総帥が変わったってマジ？！」
「十傑の過半数が合意したって…？」
帰宅後、極星寮でもこの話題で持ちきりだった。
「こんなアッサリ決まっちゃうなんて無茶苦茶じゃない！？」
『うん、わたしも驚いてて……でも』
「手続きは何の問題もない。正式な手順を踏んで提出されたからね。」
するとその時、Aの言葉を遮って一色が答えた。
そしてそれを聞いた悠姫たちは、一応納得したようだ。
「…まぁ確かに、総帥の役目は薙切家の当主が代々担ってるって聞いたことあるし…」
「んーそっか、薙切家の人ならおかしくないかぁ！ちょっと急すぎてビックリしたけど！」
『……』
そんな中、Aは何やら思案している伊武崎が気になり声をかけた。
『…伊武崎くんどうしたの？』
「…いや、新総帥に寝返るって根回し…お前や一色さんには来なかったのか…って思ってさ。」
『……え？』
それを聞いたAは、今朝の一色の言葉を思い出した。
"今、僕が言えることは何もないかな…"
そう言ってごまかした言葉の裏に、彼は何か隠し事をしているのではないかと不安になった。
『……わたしには何も。
一色先輩は…、分からない…』
そしてその後、いつものように皆で夕飯を食べていると、突如ふみ緒が呟いた。
「…平和なのは今だけかもしれないね」
『……え？』
「今まで分散していた権力が同じ方向へ一気に舵を取った…
つまりそれに逆らえば、遠月の敵として見なされるということ…
"遠月十傑が敵になる"って事だよ。」
そんなふみ緒の言葉によって、食堂は一瞬にしてシンと静まり返ってしまった。
「で、でもさ！その十傑には、我らがAと一色先輩もいるんだから、全然恐くないよね！？」
しかしその空気を変えようとした悠姫の声によって、すぐに普段の和やかなムードを取り戻した。
「ふふ、そうね？」
「よっ！A様！！」
『様はやめてよーっ』
そして楽しく食事を終えると、女性陣は後片づけを開始した。
一方その頃、自室へと戻った創真は、何故か自分の部屋で筋トレをしている前総帥と遭遇した。
「安心せい、君の部屋だ。突然訪ねた非礼を許してくれ。」
「はぁ…それはいいっすけど……え？俺に何か用事すか？」
その問いに仙左衛門は、真剣な表情で衝撃の一言を告げた。
「君の遠月への受験を……城一郎に勧めたのは儂なのだ…」
「…？！」
「……少し表へ出よう。君に話したい事がある。」
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篠。(プロフ) - ゆかりさん» タクミくんもカッコいいですよね〜(*´ー｀*)後に活躍してもらいますね！！笑 (2019年9月17日 15時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 篠。さん» タクミくんとの絡みもきになるところです！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» これからオリジナル要素が濃くなるので、原作と流れは同じですが、表現の方法や原作に描かれていない場面の設定などによって、見え方が変わってくると思います！楽しんでいただけると嬉しいです(*´・∀・｀*) (2019年9月14日 19時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 原作と少し違うのが良いです！ (2019年9月13日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» ふふ、気合い入れて頑張りまーす(*￣ー￣) (2019年9月8日 22時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2019年6月15日 23時
