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そして、紅葉狩り当日。
「なんだ…生き残ったのかよお前」
「余裕に決まってる。選抜2位3位止まりの奴とは違うからな。」
「くく…リベンジにはまだ来ねェのかい、アルディーニ？」
「でかい図体だな。せっかくの紅葉が見えない。」
十傑の先輩たちを待っているわずかの間に、すでに喧嘩腰になっている一年生諸君。
『恵、大丈夫？そんなに緊張しなくても、優しい先輩たちばかりだよ？』
「う、うん。
でも…先輩がどうこう以前に、一年生組が仲良し同士な訳じゃなかったね…」
『あはは、そうだね…』
「幸平…何だその髪は！中途半端に伸びてるじゃないか！」
そんな中今度は、タクミの矛先がこちらに向いてきた。
『タクミくんは料亭の時にバッサリ切ったもんね。短いのも似合うね！』
「グラッツェ、Aにそう言ってもらえると嬉しいよ。」
「そだなぁ、俺も近々切るわ。
やー…実は、四宮師匠ん所のスタジエールからずっと無我夢中だったからさー」
「四宮シェフ！？まさかSHINO'sTOKYOか！？」
「Aちゃんも一緒だったんだよね？」
『うん！』
「Aも！？……ふふ！キミたちは相変わらずオレの想像を越えてくれる…！」
『研修先がたまたまそこだっただけだよ…？』
「まぁラッキーだったけどな？
そーいや今更だけど、Aと薙切ってこっち側に座るのな。十傑なのに。」
そんな疑問を突然投げ掛けられ、えりなは驚きながらも話に加わった。
「…1年生と上級生との交流が目的だから、今年は私たちも一応こちら側なのよ。」
「今年はって？」
『去年はまだ高等部じゃなかったから、十傑側に座ってたの。なかなか緊張したよね…』
「ふふ、そうね。特にAは、久我先輩に絡まれていたものね？」
『今年は平和に終わるといいなぁー。』
そんな雑談をしていると、突如ドドンと太鼓の音が鳴り響いた。
「遠月十傑の、おなぁ〜りぃーっ」
そしてその掛け声と共に現れた9人の影。
彼らこそ、この学園の頂点に居座る料理人たち──
創真たち一年生の鋭い視線が、一気に彼らに集中する。
そんな中、一人の先輩がどかっと豪快に座ると、これまた威勢よく話し始めた。
「ねぇねぇねぇあのさぁ！今日はこれで解散にしね？そんで来年は廃止にしよっぜこの会！
心底マジめんどくせぇし意味なくない！？って思わね？どうかなぁ皆？…あ！Aちんやっほー元気してる？」
『く、久我先輩…』
そして今年も、さっそく絡まれるAであった。
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篠。(プロフ) - ゆかりさん» タクミくんもカッコいいですよね〜(*´ー｀*)後に活躍してもらいますね！！笑 (2019年9月17日 15時) (
レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 篠。さん» タクミくんとの絡みもきになるところです！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» これからオリジナル要素が濃くなるので、原作と流れは同じですが、表現の方法や原作に描かれていない場面の設定などによって、見え方が変わってくると思います！楽しんでいただけると嬉しいです(*´・∀・｀*) (2019年9月14日 19時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 原作と少し違うのが良いです！ (2019年9月13日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
篠。(プロフ) - ゆかりさん» ふふ、気合い入れて頑張りまーす(*￣ー￣) (2019年9月8日 22時) (レス) id: 77342cf851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠 | 作成日時：2019年6月15日 23時
