愛しのクチルズ3 (ページ2)

今日:5 hit、昨日:30 hit、合計:118,795 hit

はじめての気持ち① ページ2

Aがなんだか話をしたそうに、僕の隣に座ってきた

あくまでいつもと同じように隣に座っていると見せかけといて、先程から手遊びが止まらない。
これは、Aが話したいことがある僕にしかわからない合図

TL「A何かあったんじゃない？オッパにだけ話してみない？」

Aは一瞬顔をあげて目を合わせた後また手元を見る。

「あの、私最近おかしいんです。嫉妬しちゃうんです。メンバーのみんながヒョンたちが私以外の女性と仕事をしてたり動画撮ったりしてるのを見て嫉妬しちゃうんです」

TL「へー、」
驚いた。普段"無"でいることが多いAが嫉妬してるだなんて
しかもそれがジェヒョンとかじゃなくてメンバーみんな対象だなんて

「自分は嫉妬とか束縛されるのが嫌いなのに、私はメンバーに対して嫉妬したりヤキモチやいたりおかしいなって考えてて」
いつものAらしくないまどろっこしい言い方で、本人もうまく処理しきれてないのか言いよどんでいる

TL「かわいいね」

Aはびっくりしたのかキョトンとした顔で固まる

TL「そう言われて嫌な気分になるメンバーは居ないと思うよ」

TL「まあ、この仕事上女性と絡むなってのも難しいこともあるけど、「嫉妬した」くらいなら言われたらみんな嬉しいと思うよ」

「重たくないですか？メンバーなのに…」

TL「かわいいもんだよ」