スノさんちのクーデレマネは今日も胃が痛い。

匂わせないで下さい3/4 ページ5

向「うっわ、かわええ！
今のA姉、イヤイヤしてる
猫さんみたいや！
もう一枚撮らせて！？」


…もう一枚どころか、何枚も撮ってるし。
注意しようと目黒さんの腕をすり抜けた。
…す、すり抜けられない…。


ラ「あーー！？めめがAちゃんに
意地悪してるー！！」


佐「フェロモン警察です！フェロモン
駄々漏れの罪で逮捕します！」


目「待って、意味わかんないから(笑)」


Aちゃんは、めめに近寄っちゃダメ、
こっちおいで！
ラウールさんに保護され？
目黒さんは佐久間さんに逮捕されていた。


や、やっと解放された…。

お礼も兼ねて、助けてくれた
ラウールさんの頭を撫でさせて貰うと
Aちゃんに撫で撫でして貰っちゃった！
と、笑うラウールさん。

…マジ、天使。

ラウールさんの可愛さに癒されてると
肩に誰かの腕が回される。


深「相変わらず、朝から大変だねぇ？A。」


『…そう思うなら、負担を減らして
頂けると有難いのですが？』


おはよ〜さん。
そう言いながら、ん〜…と、目を瞑り
顔を近付けて来る深澤さんの顎を
容赦なく掴む。


…阿部さんが。


阿「ふっか〜？それ、セクハラだから」


べりっ！と私に抱き付く深澤さんを剥がし
Aさん、大丈夫？と私の顔を覗く阿部さん。

…ここにも、天使が…。


密かに感動していると、じゃれ終わったのか
佐久間さんが、Aちゃーん！と笑顔で
走ってくる。

え？待って？そろそろスピード落として？
じゃないと、ぶつか…


佐「おっはよ〜！佐久間さん、寂しかったよ〜」


『ぐはっ！？』


阿「Aさん！？」


避け切れず、ドスンッ！と勢い良くタックル
もとい、抱き付くワンコ…いや、佐久間さんに、
女性とは到底思えない悲鳴をあげる私。

…私のHPはもうゼロです。



＊＊＊＊
(休憩時間)



『…で、皆さん。』


SN9「ん？」


『昨夜のSNSは、どーゆうおつもりで？』


あれ、私が皆さんから頂いた物ですよね？
私の問いに分かりやすく目を反らすメンバー。

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