異例なVtuber 2【男主】

夏休み ページ43

　学生は夏休みという事もあり、
　平日がより賑やかになった

　そんなことを頭の端で考えながら 今日も本社に来ていた

　『おはようございます』

　受付嬢に挨拶をする

　「櫂斗さんおはようございます
　 マネージャーさん
　 もう会議室に向かわれて行きましたよ」

　『ありがとうございます
　 よかったらこれ 皆さんで食べてください』

　「よろしいのですか！？」

　『いつも俺たちの無理を聞いてもらっているので』

　「ありがとうございます！
　 皆さんで頂きますね」

　『はい では俺はこれで失礼します』

　時間も良いぐらいだし
　そろそろマネージャーのところに向かうか




　受付嬢side

　頂き物を貰った私は櫂斗さんが見えなくなるまで
　その場でお見送りした

　「ねぇ…
　 それもしかして有名なケーキ屋さんの袋じゃない？」

　私の横にいる同僚が聞いてきた

　「そうなの？ これ！前に話してた所のだ！！」

　「やっぱり！
　 そこ人気すぎて買えないって有名なとこだ！」

　「私たちの分もわざわざ買ってくれたのかな…？」

　「明日からまた頑張れる…」
　
　？「あのー…？」

　「焼き菓子っていうチョイスも素晴らしすぎる
　 ケーキじゃなく焼き菓子なら少し日持ちするし」

　「本当にそれ
　 一口サイズっていうとこも配慮してくださってる」

　？「おーい？…」

　「？はい…っ！？

　「「す、すみません！ 田角社長！」」

　田「あぁ いや大丈夫だよ
　 それより何かあったの？」

　「それが＿＿＿」

　田「えぇ！？ 櫂斗くん来てるの！？
　 今いる場所分かる？」

　「えぇと
　 確かマネージャーさんがいる場所に向かわれたので
　 ＿階の＿＿会議室だと思います」

　田「ありがとう！ じゃお仕事頑張って！」

　社長は小走りでエレベーターがある場所へ行ってしまった

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