異例なVtuber 2【男主】

新人 ページ27

side壱百満天原

　今日から初配信という事で本社を伺ったのですが…

　会議室がどこか分からず数分、廊下を歩き回っていますわ…

　誰かいると思いましたが、なぜか誰もいない！！

　一人でそんなことを思っていると…

　『どうかされたんですか？』

　「！！ すみません
　 B2会議室って何処にあるかご存じですか？」

　『あぁ もう一個上のとこか…
　 多分見つけにくいと思うんで案内させてください』

　「助かりますわ！」

　これで、初配信に送れず済みそうですわ…

　それにしても、お聞きしたことあるような声ですが…
　口調が？？

　『…お名前聞いてもいいですか？』

　壱「はい！ 今日からにじさんじライバーとなりました！
　 壱百満天原サロメと申しますわ！」

『あぁ たしか社長が言ってた気がするな…
俺は櫂斗だ よろしく』

壱「やはり！ 櫂斗さんだったのですわね！」

　『！…ククッ 気づいていたのか？』

　壱「もちろんですわ！ 特徴的なお声ですので！
　 ですが、間違えたら失礼と思いまして…」

　『wまぁ …合っててよかったな
　 B2会議室はこの部屋だ 初配信ファイトー』

　櫂斗さんはそのまま歩いて行った

　壱「あの！ ありがとうございました！」

　櫂斗さんに聞こえるように…と声を張り上げたら

　中にいたマネージャー様にまで聞こえていたらしく、

　ドアから様子を伺っていた

　マ「あ！ サロメさん
　 分かりにくかったですよね？
　 すみませんお迎えできなくて…」

　壱「仕方ありませんわよ
　 私のために動いてくださっているのだから
　 それに…憧れの人に会えたのでラッキーでしたわ！」

　マ「憧れの人…？ 誰に会ったのですか？」

　壱「それはまだ秘密ですわ〜」

　マ「えぇ！？
　 教えてくれてもいいじゃないですか！w＿＿＿＿＿＿」

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