28-1:噂の再燃 ページ44
(何なんだよ、一体…！)
ドラコのもやもやとした気持ちは、誰にも打ち明けられることはないままに膨らんでいた。
濡れた瞳で極上の笑顔を浮かべた真緒が�爐發辰搬臉擇砲垢覘瓩函▲疋薀海離蹇璽屬梁気鯆呂澆覆�ら言ったのはつい数日前のことだ。
(僕だから良かったものの、あんなの勘違いしてキスしてたっておかしくないんだからな…)
真緒は何も分かっていない。
それとも分かっててやってるのだろうか。
だとしたら、相当なやり手だが、彼女に限ってそんなことは無いのだろう。
何故なら、その日から今まで以上にドラコに対しての物言いが増えたのだから。
(何が大切にするだ、真逆のことをしてるじゃないかーー言質でも取ったつもりか…？)
昨日も、グリフィンドールとレイブンクローの試合を吸魂鬼の真似をしてハリー・ポッターの邪魔をしたドラコは、酷く真緒に怒られた。
更にその日の夜にシリウス・ブラックが侵入し、原因であるネビル・ロングボトムのホグズミード禁止を馬鹿にしたら、また怒られた。
極め付けは、ドラコが父親に断られたバッグビーグについて、その死刑が決定した日だ。
ホグズミードの日。
ドラコが居るはずのないハリー・ポッターの生首を見た翌日だった。
「死刑よ？！どうしてーーードラコ、何とかしてくれるんじゃなかったの？」
ドラコに散々文句を言って、買ったお土産も突き返され、真緒はカンカンに怒って寮へと帰って行った。
だが一つだけ、ドラコを喜ばせる出来事があった。
ルーピンの部屋から出てきた真緒がドラコの袖を掴んでいたところを誰かが目撃したらしく、真緒がドラコに言い寄っているという内容の噂が実しやかに広まったことだ。
＊
「またなの？」
呆れと心配を見事に両立させた表情で、ジニーが遅れて談話室に来た真緒を見やった。
�爛疋薀魁Ε泪襯侫�イに言い寄っている��
半年ほど前にもあった噂が再燃した。
そのせいで、今度は、真緒がスリザリンの女子生徒から嫌がらせをされることが度々起きるようになってきたのだ。
真緒の髪は濡れているようだ。
「図書館の帰りに、階段の上からーーーま、水で良かった」
「呑気なこと言わないで」
ぴしゃりとジニーが言うと、真緒は肩を竦めた。
「いちいち神経質になってたら、やってられないわ」と言った真緒は、事もなげにソファに座ってチョコレートを口に運んだ。
「いちいちってーー…そんなにあるの？」
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エマ - ドラコが好きすぎます、、、これからも応援してます！ (2022年3月23日 17時) (
レス) id: 993b960046 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - りの様)コメントありがとうございます！意地悪なところや不器用なところがありつつもカッコいいドラコを目指したいので嬉しいお言葉です。応援ありがとうございます、励みになります！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃマルフォイカッコいいです！応援してます (2020年2月2日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年1月16日 23時
