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「それってマルフォイ？」
「なっ、ダフネ、読んだの？」
「�犖�えた�瓩里茵�それつけて今日のパーティーに行くことね」
真緒が断ると「意地を張るのはやめなさい」と睨まれ、そのままパーティーの支度だと腕を引かれた。
後ろからアステリアが嬉しそうについてくる。
「ちょっと、ダフネってば！」
真緒の制止は届くこともなく、母とグリーングラス夫人の元へとずるずると引き摺られた。
待ち構えていた女性陣によって、ダフネと真緒は着せ替え人形のごとく数着のワンピースを着せられた。
金髪のダフネと黒髪の真緒、金髪の母と黒髪のグリーングラス夫人とあってどちらも自身の娘は勿論、同じ髪の姪っ子にも力が入る。
「次は髪ね」
真緒は淡い水色のオフショルAラインのワンピース、ダフネは袖がレースになった深緑のコクーンワンピース。
真緒は髪を緩く巻いて編み込みハーフアップに、ダフネはサイドにまとめて同じく巻き髪に仕上げて、「後はアクセサリーね」と大人二人が同時に言った。
「あ、お母さん。真緒はマルフォイから貰ったイヤリングとブレスレットをつけるからネックレスだけで良いわ」
「あら！それは良いわね」
ニヤニヤとした笑顔で全員に見られて真緒は不貞腐れながら「他のにする」と口を尖らせた。
「駄目、きっとパーティー着けて欲しくて送ってきたのよ。ほら貸しなさい」
母の言葉に渋々差し出すと、すぐさま真緒の手首と耳たぶにアクセサリーが収まる。
そして何処からか取り出されたネックレスを首につけられた。
「さ、少しだけお化粧しましょう」
母にされるがままに、マスカラとチェリーピンクのリップとチークで薄く化粧を施された。
「真緒、すっごく可愛い！」
「ありがとう、アステリア」
確かに、鏡に映る自分はいつもより少し大人っぽい。
しかし隣のダフネは、髪型もメイクも更に大人びて見えた。
「ダフネ、大人っぽいね」
真緒が言うと、「ありがとう、アンタも綺麗よ」とダフネが微笑んだ。
「付き添い姿くらましで行くからね」
グリーングラス夫人の言葉に、ダフネが「げ」と嫌そうな顔をして返事をした。
「すっごく気分が悪くなるから覚悟しといたほうが良いわよ」
真緒の顔も引きつった。
fin.24
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エマ - ドラコが好きすぎます、、、これからも応援してます！ (2022年3月23日 17時) (
レス) id: 993b960046 (このIDを非表示/違反報告)
M.S(プロフ) - りの様)コメントありがとうございます！意地悪なところや不器用なところがありつつもカッコいいドラコを目指したいので嬉しいお言葉です。応援ありがとうございます、励みになります！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: ff3e6ddaf7 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃマルフォイカッコいいです！応援してます (2020年2月2日 23時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M.S | 作成日時：2020年1月16日 23時
