生まれ変わったかと思いきや食用児で草も生えん【銀魂】【約ネバ】

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ギ「見たの？エマは


コニーも売られて行ったの？


悪い人に……」


ノ「あぁ、でも間に合わなかった」


ド「えっ待ってコニーまさか…」



ドンはその言葉の意味を理解するなりノーマンの肩を掴む



ド「無事だよな？


大事ないんだよな！？」


ノ「分からない」


ド「そんな……何だよそんな……！！」


エ「ここから逃げてコニー達助けに行こう」


『え』


エ「全員(みんな)で一緒にここから逃げよう」



そこまで嘘吐く？


いや、逃げるのまでは合ってるけど助けられないじゃん


もうこの世にいないのに


エマを責めるつもりは毛頭ない


だけどこの嘘はあまりにも残酷だ


ましてや子供相手に……


嘘吐いてる側も子供だけどさ←


…仕方ない、こう出られた以上もうしばらく黙っておこう



ノ「証拠になるか分からないけれど


ここ数日でレイとエマに調べてもらった兄弟(みんな)のスコア」


「「スコア？」」


『…ふぅん、確かに変だね


6歳以降スコアの低い順に里子に出されてるなんて』


ド「確かにコニーこのスコア…


ハオもセディも…」


エ「お願い……信じて……


助けて…


一緒に逃げて！！」



その後、ノーマンから私個人にロープの隠し場所を教えられた


おそらくドンとギルダにも同じように教えてる


内通者の可能性を踏まえての行動だろう


…これでその内レイが内通者だと発覚する


少なくともノーマンならすぐ気付く



ド「なぁA」



もう寝ようとベッドに横たわった時、


同室で隣のベッドで眠っているドンが話し掛けてきた


他の子はもう寝静まってるからなのか、


それとも今日突然あんな話を聞いたからなのか、


ドンの声はいつもより小さかった



ド「コニー…本当に何処かで生きてるんだよな……


俺達で助けられるんだよな……？」


『…………うん』



これ以外言葉が出てこなかった


ほんとなら今此処で事実を言いたい


だけどそれじゃエマ達の彼らへの想いを無駄にしてしまう


良いか、どうせいつかエマ達も本当の事を話すだろうし


開き直って眠りについた


……あぁ、それとね


単に可哀想だから「うん」としか言えなかったんじゃないよ


だってドンとは反対側のベッドにいる奴が


実は起きてて聞き耳たててるんだもん

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