─ BEAST SIDE ─

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時間はあっという間に過ぎていき、

気づけばもう夜だった






時計を見ると7時半を過ぎていた









······行かなきゃ









僕は重い足取りで自分の部屋を出た









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投票部屋には既に何人かの人達が集まっていて

僕も椅子に座った






続いて残りの人達がぞろぞろと集まってくる






その中に安井くんもいた







僕と安井くんは、この時もなるべく目を合わせないようにした









大「これで全員揃ったね」






紫「おう」








美麗「これからなにが起きるのか、なんだかわくわくするよね！」









······この人、なに言ってるんだろ









茶髪のショートカットで
ネイリストをやってるって言っていた山崎美麗さん








この人は、最初にここに連れてこられたときから
こんな感じでゲームに乗り気だった






誘拐されてきたっていうのに、普通こんな呑気なこと言ってられるもんなのか



その神経が僕には全く理解できなかった









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大「······そこでなんだけど

今から一人ずつ、自称占い師の岩橋くんと上条さん意外で
誰が人狼だと思うかを言っていくのはどうかな？」









口調が穏やかで優しそうな京本くんが提案をした









優「あ、それでいいと思います！」





真琴「まぁ.. ほかに決めようがないしね」





嶺「僕もいいと思うよ〜」









ほかにも賛成の声があがり、


僕達は誰が人狼だと思うかを時計回りに言っていくことになった








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