─ BEAST SIDE ─

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今度こそ、この狂ったゲームを終わらせる







そして、僕達を誘拐した犯人を

必ず見つけだす..









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謙「だけど岩橋、気をつけて」







『ん..？』








謙「今回は "共有者" がいるんだ

もし間違えてその人に黒をだしてしまったら
岩橋は、もう..」








『······うん、わかってる』









早いところ誰が共有者なのかを見抜かないと
勝つのは難しいと思う..





それに、"狐" っていうのもいるし






前回と比べたらすごく難易度が高い..









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謙「あと、今夜の投票なんだけど
俺ら2人とも同じ人に投票したらあやしまれるから
別々に投票しよう」







『そうだね、その方がいいよね』









それなら、とりあえず僕は上条さんに投票するべきだよね





上条さんもきっと僕に投票してくるはずだから









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·········









このあと、また人が一人死んでいくのを近くで見なきゃいけないんだ..







その時に初めて、みんなこのゲームの恐ろしさがわかると思う






本気にしてない人も結構いたし..









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謙「岩橋？大丈夫か..？」








『······え？

あ、うん.. 大丈夫！ごめんね』







謙「······とにかく発言だけはしっかりな

厳しいこと言うけど、あんまりふわふわしすぎると
本当に吊られかねないから..」






『そうだね、気をつけるね』






謙「まぁ、俺もなんだけどね..
お互い吊られないように気をつけような」






『うん


じゃ、部屋戻るね.. また夜に会おう』







謙「ああ、またな」









僕は安井くんに軽く手を振り、部屋を出た









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······ずっと部屋にいても仕方ないし


ちょっと、うろうろしてみよっかな









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