■とらパラ ページ10
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七五三掛「本当に来てくれたの？」
「いや、圧が、」
七五三掛「可愛いね」
「えっと、会話、川島さんは、」
七五三掛「如恵留なんていいでしょ？俺いるし」
この前ダンスを一緒にやったときに気付いたらグループラインが出来てて、来るよね？って言う圧でしかないラインがみんなから届いて、とりあえず来るだけ来てみた。
ただ、この七五三掛さんが本当に分からない。すんごい近いし、髪の毛触って「わーサラサラ」、ほっぺをつついて「ふわふわだね」、唇に指を添えて「プルプルだ」って、それを誘うとかじゃなく本気でそう思ってやってそう。読めない。
宮近「ちょ、しめなにやってんの！！」
「ふぁ、助かった」
川島「何しめちゃん襲ってんの」
七五三掛「え、襲ってないよ？可愛いから触ってみたの」
宮近「天然ってこえー」
やっぱり誘われてるわけじゃなかったんだ。
ニコニコ笑ってるその顔。あなたの方が可愛いと思いますけど。
七五三掛「俺より可愛い」
「待って、そんな可愛い可愛い言わんとって」
七五三掛「照れてるの？可愛いね」
「んん〜！何この人！やだっ！」
七五三掛「えー！やだって言わないで」
「やだっ、天然怖い！」
宮近「怖いねー。この人怖いねー。今俺も恐怖を覚えたよ」
川島「しめちゃん、そろそろ行こうねー」
さすがにそんなに褒められて普通でいられる免疫はない。
最後まで可愛い可愛いって言い続けてくれる七五三掛さんに恥ずかしくなって、近くにいた宮近さんの背中に隠れた。
宮近「あ、待ってこれはやばい」
七五三掛「照れてる姿も可愛いね」
川島「なんかもう不憫でしかないよ」
「もぉぉ、かわいいっていわんとってぇ」
宮近「関西弁もやばい」
「きゃっ」
川島「おーい！ちゃか！お触り禁止！！」
宮近「ふふ、思わずギュってしちゃった」
「やぁ、とらじゃこわい」
川島「Aちゃん、おいで」
なんかもう怖い！！！なんだろう、今までにないタイプすぎて怖い！！！
私もう絶対川島さんから離れない！！！
川島「バカばっかでごめんね？」
「次は絶対誰かと来る」
川島「そうしな。でも、1人でも俺が守ってあげるよ」
「え、」
優しく笑うその彫刻みたいな顔に身惚れないわけないですよね。
宮近「はぁぁぁ！！！如恵留それはねーーわ！！！」
七五三掛「もう今日如恵留と話すのやめた」
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パピコ - 大人と大西くんの絡みが見たいです (2020年3月5日 9時) (
レス) id: c96c564d35 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんすけ - 素敵な文章で一気読みしてしまいました！大人ヒロインちゃんと康二に幸せな未来が訪れますように！！！ (2020年1月6日 6時) (レス) id: 57a24d82e0 (このIDを非表示/違反報告)
ラッコ - えーーー！！！宮近さんとどうなっちゃうのか気になりすぎます！！ありがとうございます！好きですこれからも更新楽しみにしております (2019年12月31日 4時) (レス) id: 5b926bea01 (このIDを非表示/違反報告)
yrniiiii2525(プロフ) - いつもたのしく拝見させていただいています！大人ヒロインちゃんと大吾の絡みがめちゃくちゃ好きだったのでそろそろお近づきになってくれることを願っています！！！ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d6c179e51a (このIDを非表示/違反報告)
誉(プロフ) - あべちゃん！！他の人とは違う嫌われ方ですごく良いです！好きです！ (2019年12月10日 0時) (レス) id: 1ecb5a4891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aoi
| 作成日時：2019年8月19日 12時
