渡したくない (黒) ページ6
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「ぅーん、」
騒いでたせいでAちゃんが起きちゃったみたいで、寝返りをうった腕が俺の腹の上に乗った。
すると皆に睨まれてんだけど俺悪くねえから無視してたら、ぱちぱちとAちゃんが瞬きして眠そうな瞼をあけた。
「……えっと、なんだこれ？」
目「おはよう。Aちゃん」
俺が一番に寝起きのAちゃんを見られたことがラッキーだし、これまた皆の視線が突き刺さるけどンなことはどうでもいい。
俺も横向きになって、Aちゃんの腕を後ろへ引いた。
阿「さすがにそれは酷くない？」
目「いくら阿部ちゃんでも、ここは譲れないよ」
俺は本気中も本気なの。
Aちゃんを誰にも渡したくねえって独占欲に支配されてる。
深「それはお前だけじゃねえからな。はーいお姫様、ご機嫌いかが？」
「ん？ あ、化け物」
深「おおいっ！ 寝起きのかーいい顔して酷いこと言うよね？ ふかざあさん泣くよ？いいの？」
佐「泣いたらウザイ。どっか行ってそこ代われ」
深「え、なんか当たりキツイんだけど」
ふっかさんからバックハグされてるAちゃんは、前には俺がいて顔を巡らせたら頭上にも皆が居るから変な顔になってる。可愛い。
岩「おはよ。よく寝てたね？」
宮「疲れてるの？」
「……ううん、ここ居心地いいからね。ちょっと横になったら寝てた」
渡「どこでも寝れるののび太君かよ」
「……お前に言われたくない。ハンモック野郎」
渡「あ？」
「ん？」
深「はいはい、そこー喧嘩しないの」
ラ「Aちゃん、ゆっくりでいいからね」
「ん？あー、うん？」
ラウールの言ったことを理解してんのかしてないのか定かじゃねえけど、Aちゃんは頷いてから俺の胸に顔を埋めてきたから、ああやべぇ、キュンってした。
後ろから阿部ちゃんがポカポカしてくるけど、痛くも痒くもない。なんなら阿部ちゃんすら可愛い。
渡「……あー、だりぃ。俺も寝る。後で誰か起こして」
なんて言う翔太君の旋毛を見上げ、やっぱり誰にも渡したくねえなって抱き締める力を少し強めた。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
