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「ちょっとやりにくいわ！」
佐「お気にならさず」
渡「すんだろ。離れろ佐久間」
佐「やーだー！」
私を間にして揉め始めた二人。
それを見て呆れる二人。
「あ、ねぇ！この場合さ、もしも私が全部いれたらデートはなしなの？」
岩「あー、そうなる？」
深「かねぇ」
渡「は？なんで！？」
佐「A入れるなよ！阻止する！」
渡「やれ！佐久間！」
あれ？今度は結託したよこの二人。
邪魔が入りつつ結果一つも入らなくてさっくんへ順番が周り、さっくんもその次の翔太も駄目。
ふっかが全て決めるか？と思われたけど、
岩「あ、勝った」
と勝ったのはひーくんだった。
岩「つーわけでA、俺とデートな」
「ふふ、はぁい」
.
＿＿＿＿＿＿なんてことが過去にあったなって懐かしくなっていれば私の番が回ってきて、届きにくい場所だったから腰を浮かせ台に乗れば、「ヒューヒュー！かっこいい！」なんて茶化される。
岩「懐かしくね？」
席に戻ればひーくんが前を向いたまま小声で言ってきて、同じことを思い出してたんだなって少し擽ったくなった。
「うん、だね」
岩「あのあとのデート散々だったよな。どこ行くにも佐久間達が探偵気取りで着いてきやがってさ」
「ふふふ、あったあった。私が振り返ったら分かりやすく物陰に隠れてたよ(笑)」
岩「二人っきりだと思ってたのに邪魔するからムカついて見せつけてやったけどな」
そうだった。
あの時、ひーくんはわざと人気のない路地裏に私を連れ込み三人が見ていることを前提でキスをしたんだ。
最初こそ見られることが恥ずかしくて拒んだけど、珍しく強引な口付けに気付けば膝に力が入らなくなっててひーくんに支えられて路地を出た時には三人は居なくなってたっけ。
岩「……なあ、またデートしようよ」
「………」
ピクっと頬が引き攣った。
岩「ツーリングしてぇな。ほら俺免許取ったし。今度行こうなって言ったきりじゃん？どう？」
「………うん」
岩「いやならいいよ」
バッ、とその声にひーくんを見れば収録中だからちゃんと顔は笑っていて、でも私の方は見てくれなかった。
ラ「Aちゃん、ほら笑顔笑顔〜」
「あ、」
いつものスキンシップのノリでくっ付いて、コソッと言われて笑顔を作る。
そして隣からもひーくんのゴツゴツとした手が頭をくしゃりと撫でて、ビリヤード台へと向かっていく背中を見送った。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
