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仕事の話があるからってちょっとだけのつもりで来てみたは良いけど、思っていたより大きな飲み会だった。
よくバラエティでお世話になってる大御所さんがいるし、メンバーが何度かお世話になった番組プロデューサーさんとかスタッフさんも居て、顔を出して挨拶したくらいでは帰れなさそうだ。
「Aちゃん、ほらほら一杯飲みなよ」
「えっと……はい、いただきます」
これから色んな仕事をいっぱい貰わなきゃいけない。
私だけじゃなくて、メンバーにも関わるかもしれないから下手なことはできない。
断りたい気持ちを飲み込んで、誘われるままにお酒を口にした。
メンバーと居る時に飲むと最初から気が抜けているから直ぐに酔っちゃって後の記憶が曖昧になる。
翌朝誰かが隣に居て「まじでメンバー以外と飲まないで」って約束させられるんだよね。
それが頭にあって今必死に意識を保ってる私って偉いだろ。
「お、意外と飲める方？」
「…ん、いえ。そんなことはないんでひゅけど….」
「ふはっ、噛んだね。可愛いなぁ。今をときめくSnowMan唯一の紅一点ちゃん。ちょっと興味あったりして」
うーん、このお酒甘すぎる。
甘さに隠れてアルコール度数高そうだから、もっとチビチビ飲もう。
て、あれなんか言われた？
「えっと、はい？」
振り向いて見ればニコニコしていたプロデューサーさんが、私の背もたれに腕を乗せてきた。
すると距離はさっきよりも近くなって、少しだけ隅にズレてみる。
「Aちゃんてドラマとかは興味無いの？」
「えっと、ないことはないんですけど、」
「そっかそっかー。まだ学生役も頑張ればできそうだし、それこそ年相応な役もできるだろうから幅広くいけそうだよね」
私の気持ちを上げようとしているのがバレバレだった。
さっきから私の太腿をソフトタッチで撫でてくる。
こういう触れ方はメンバーの中にもしてくる人が居るけど、だいたいそういう気分になってる時だ。
てことは今ニコニコと笑ってるこの人は、私を誘ってるということかしら。
それって俗に言う枕営業とかになるやつ？
ゾクッとして、笑顔が引き攣るなか、それでもこの手を払い除けるわけにもいかなくて脚を組みかえるふりをしてさり気なく動かしてみる。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
