絶対エースの秘密ーymcnー (ページ16)

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共演NG２ページ16

side cn

伊「まあ、まだ山田にヒートが来てないなら

　そこまで考える必要はないんだろうけど、
　その時はいろいろ考えないと、ことが公になることはあってはいけないからね」

いのちゃんはどう捉えられるかはわかんないって言ってたけど

本当は僕を説得するつもりだったんじゃないかな

そう思ってしまうくらい、いのちゃんの話を聞いたら自分が悪者になっているような気がした。

「ねえ、涼介はいつになったらみんなに話してくれると思う？
　ってか、まだいのちゃんも言ってないのにこんなこと聞くのはあれだけどさ」

伊「おれだったら、たぶん言わない、かな
　現に今もそうだしみんなに迷惑かけるじゃん

　あと、どう思われるか怖い。
　なにも知らない人たちが急にこの事実を受け入れてくれるのかなって」

「迷惑なんてことないでしょ？言ってくれた方が調整とか効くじゃん
　涼介このまま誰にも守られないままで迎えちゃったらどーすんのよ？？？

　ね？ダメじゃん！」

たしかに、ヒートの時は二人して姿を現さないのが普通みたいだけど

よく考えたらこの業界では隠すことは難しいのかもしれない

いのちゃんと千葉君はこれからどうしていくのかなんて怖くて聞けないけど

もしかしたら、

いつか本当にいなくなってしまうんじゃなうかってぐらいの雰囲気だった

伊「まあ、いいよ

　今日はこのへんで終わりにしようか。

　知念ちゃん、今日のお話は絶対に何があってもふたりだけの秘密だからね？

　山田にも話さないこと。いいね？」

「・・・うん。

　またなにかあったら聞くかもしれないから

　そん時はよろしくね。」

いのちゃんにはだめだよって言われたけど

涼介に話した方がいいのかななんておもったりしなくもない、そしたらなにか話してくれるかもしれないなんて淡い期待を抱いて、、、
でもどの立場から話したらいいのかもわかんないし、一応約束だからね

グループでは誰よりもりょうすけの近くにいる自信はあるけど

頼ってくれるのとはちょっとちがうのかもしれない・・・

彼を守れる方法はあるのだろうか、それとも、何も言わずに離れるべきなのか

涼介は僕よりアイドルになるべき人材

僕は彼の一番のファンだからわかる。それは間違いない

どうする、僕。