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＿＿翔太
nb「今日、本当は自分で来るもりでいたけど
滝沢くんから召集がかかったからって…多分今ごろ。」
「ぁ、…俺のこと避けてるのかと思った。」
nb「そういうやつじゃねえって…分かんだろ。」
ソファから立ち上がって、涼太の正面に座り込む。
ぎゅっと結ばれた口元は
心のうちを俺に見せんとする意志が読み取れる。
でも
そんなん許さない。
nb「俺ら…そういえばあんま恋バナしてこなかったな。」
「恋バナって…」
呆れたように笑ってこっちを見てきた。
nb「保育園の頃の双子の同級生くらいまでじゃね？」
「ふっ…
16、7くらいのとき翔太が遊びまくってたときも、ふっかと楽しそうに話してたもんね〜…」
nb「るせーよ(笑)
若かったの、あんときは！」
「でも、知ってるよ俺。
翔太が守ってくれてたんでしょ…？」
nb「…は、？」
そうだ、
純粋な気持ちで俺たちを応援してくれる子もいれば
興味とか、邪な気持ちをもって俺たちに近づいてくる奴らだって一定数いる。
以外かもしれないけど
特に涼太は声をかけられることが多かった。
年の割に落ち着いてて、それでいて色気があった。
あの年特有の儚さと言うのだろうか。
一見ミステリアスで妖艶で、
でも心を開けば無邪気に笑うし
どこか抜けてて危なっかしささえあった。
だから俺が守らなきゃって…
なんか使命みたいなのを感じて。
涼太にちょっかいかけようとしてる女を片っ端から刈り取ってた時期があった。
nb「な、」
「翔太変な顔してる。…ふふ、俺のせいか。
…ありがとね、あのときは。」
nb「別に…？」
俺はただ、ふにゃって笑うこの笑顔を守りたかったんだ。
nb「ま…俺はさ、
涼太のこと守るのは、そろそろ俺じゃなくて
目黒に任せてもいいんじゃねえかなって…思ってる。」
「…。」
nb「つーか、あいつにしか任せたくねえ。」
「…敵わないねほんと。」
さっきみたいにぎゅっと口を紡いでから
少しずつ話を始めた。
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YOKO1220(プロフ) - 更新待ってました！！続きがとても気になります。 (2022年8月24日 20時) (
レス) @page12 id: 3f34e75752 (このIDを非表示/違反報告)
YOKO1220(プロフ) - 大好きなお話です。更新まってます！！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page8 id: 3f34e75752 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 更新待ってました！嬉しいです！！！ (2021年12月20日 17時) (レス) @page6 id: b294cacc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無 | 作成日時：2021年10月13日 0時
