love letter ページ1
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WZ「お前ならできるだろ？」
「んー、任されて嬉しいって言うのもあるけど、プレッシャーもある…」
WZ「お前十分センスあるから。大丈夫」
「…へへ、ありがとう。頑張る」
新しいアルバムの最後の曲は、はじめて私が全部の作詞を務めることになりました。
嬉しいのと責任感と半々だけど、ジフナにそう言われたからやるしかない。
紙とペンを持ってジフナの作業室を出る。
「曲名は…love letter…」
1番に思い浮かぶのは、片思いの女の子が便箋がぼろぼろになるまで添削を繰り返して好きな子に贈る言葉を考える場面。
あ、これ…
「書けるかも…！」
今まではジフナの手助けをしていただけだったからジフナのアイデアに重ねていくだけだったけれど。
自分で考えるのも、結構いいかもしれない。
SG「ヌナ何してるの？」
ペンを持ち思いついた言葉を並べていると、スングァナが隣に来て腰掛けた。
「お、スングァナ〜。今ね、作詞してるんだよ」
SG「え、凄い！どこまでいった？」
「いや、まだ書いてはないんだけど…笑 何となくおりてきて、」
SG「へー、love letterね。ヌナ得意そう」
「そうかな。頑張るよ」
SG「出来上がりが楽しみ」
「ふふ。CARATも気に入ってくれるかな」
SG「きっとね。まだ書いてないけどね。笑」
「今から書くんだよ」
ありきたりじゃつまらないから、自分で綺麗だと思った言葉を探しているけど、書いてみるとそうでもなくて消す…の繰り返し。
SG「なんか、ヌナが今ラブレター書いてるみたい」
「え、どういうこと？」
SG「伝えたい、歌詞にして届けたい言葉はあるけど、それをうまく伝えられないんでしょ。手紙に書いて伝えたい気持ちはあるけど、ありきたりな言葉じゃ自分の気持ちは伝わらない、かといっていい言葉が浮かんでくるわけでもない……ね？そうでしょ？」
「…それじゃん。その感じじゃん。うまく伝えられないラブレター、でも気持ちは届いて欲しい。素敵じゃない？」
SG「ふふ、俺のおかげ？」
「…あー、作詞の欄、私の名前の隣にスングァンって並べなきゃいけなくなった〜」
SG「はは、嘘だよ。ヌナの手助けしただけ。頑張って！」
「ありがとスングァナ」
スングァナの言葉を借りて、言いたいことを不器用にしか伝えられない、でも一生懸命な姿を歌詞にして書いていく。
「…ふふ、いいんじゃない？」
そう呟いて前半を書き終えた紙を見返す。
きっと素敵な曲になる。
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みょん - しおさん» ソロデビューだと思います！ますますかっこよくなってますよねはおちゃん(*^^*) (2019年6月13日 19時) (
レス) id: 1245a514ad (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - ハオちゃんってあれ、ソロデビューなんですか？ (2019年6月11日 21時) (レス) id: 5ba181ef2d (このIDを非表示/違反報告)
みょん - Aaaさん» コメントありがとうございます(*^^*)リクエストありがとうございます！！うるしぱのお話まで行ったらごいんのお話書かせていただこうと思ってます(*^^*)これからもよろしくお願いします♪ (2019年5月29日 21時) (レス) id: 13c3ea78ba (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 祝4周年！！毎回楽しく読ませていただいてます(^^)リクエスト受付していますか？もし大丈夫でしたらGOING話、読みたいです(TT) (2019年5月28日 3時) (レス) id: d38723785d (このIDを非表示/違反報告)
みょん - ハルさん» ですよね(；；) みんなででぃのちゃんこれまで以上に応援しましょ！！ (2019年4月13日 13時) (レス) id: 13c3ea78ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん | 作成日時：2019年4月5日 19時
