最強戦闘民族の生き残り

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日が暮れてきたかぶき町を足早に歩く。主人を、見つけなければ。アイツに利用されるのは私で最後にしたい。
こんな闇雲に探していたって意味ないけど、朝からずっとさがしてもみつからないけど。

ここは勘でなんとかする。

もう、ここはアニメとか！小説とか！そんな力思いっきし使ってくんで！




ﾌﾜｯ

路地裏から漂う甘い匂い。
くどいくらいの甘い、匂い。



見つけた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
主｢やっと見つけたか、随分と時間がかかったようだが。｣

男「申し訳ありません、情報通りにチンピラの所にいなかったもので。」

主「言い訳なら聞かない。夜兎は薬に強いからとあんなに高い香を沢山買ったんだ、無駄にはするな。今夜にでも眠らせるなりして連れてこい」

男「はっ。」
そんな事を話してその場から男と主人はいなくなった。

夜兎……チンピラ……
これだけじゃ誰が狙われてるのかはわからない。
けど、『誰かが確実に狙われている』という事実は得られた。
ｶｻｯ

ん？なんか落ちてる。写真？
それには、傘を片手に酢昆布を食べるチャイナ服少女の姿があった。
神楽……？

『……今夜にでも、眠らせるなりして連れてこい。』

まずい
神楽が危ない

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