トガヒミコの妹は爆豪の彼女だった。【爆豪勝己】 (ページ3)

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彼氏２ページ3

『爆豪、来たよ。』

爆豪「ちゃんと本体だろうな？」

『うん。本体。』

さっきまで風呂に入っていたため、髪から水がポタリと垂れた。

爆豪「渡我ァ、毎回髪乾かしてこいって言ってンだろ！」

『だってめんどくさいし。それに爆豪どうせ乾かしてくれるし。』

ちょっと爆豪のことを上目遣いで見る。

爆豪「………ッわーったよ！」

『ありがと。』

爆豪は自分の脚の間をポンポンと叩く。

その間に私が座ると、髪を乾かし始める。

爆豪「お前髪長すぎだろ。」

『だってお姉ちゃんが似合うって言うから…』

爆豪「チッ……またあのシスコン女かよ。」

『わかったよ。近いうちに切る。』

爆豪髪乾かすの上手いな。

流石才能マン。

『ねぇ、爆豪。』

爆豪「ンだよ。」

『勝己って読んでもいい？』

爆豪「なんでもいいわ。」

少しだけ爆豪の顔が緩んだ。

あ、イケメンだな。

『そう言えば、なんで部屋呼んだの？』

爆豪「A、明日空いてるか？」

『ごめん、その日は用事が………………って…え！？今、Aって………』

爆豪「悪ィかよ。」

『いや、凄い嬉しい。なんか距離が縮まった感じがするから。』

爆豪「で空いてる日あるンか。」

『明後日なら大丈夫。』

『明日はお姉ちゃんと弔くんと会うから。』

明らかに勝己の眉間にシワが寄った。