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、
『、、、、っ。』
【、、、、、。】
途端に何も発さなくなった大ちゃん。
意気消沈してしまう私。
ただただ携帯を力強く握って
耐えるしかなかった。
【、、ごめん。】
今度は謝ってきた。
大ちゃんの考えてることが
段々わからなくなってきた。
だけど、何か葛藤があるのかもしれない。
『大ちゃん。』
意を決して話す。
『私が今日勝手に忘年会のこと
提案しちゃったから怒ってるの?
それは本当にごめん。
なんか、大ちゃんとこうして何かの縁で
繋がったからどうにかして力になりたくて。
ちょっと調子に乗っちゃったかも。
でも、ほんと迷惑なら断ってくれていいから。
私が悪かったよね、ごめん。』
【いやっ、ちがくてっ!
その、俺が言いたいのは
Aさんをみんなに会わせたくなくて!】
『え、?』
【だって、
Aさん「おーい!大ちゃん!行こうぜ!」
電話向こうで呼ばれる声が聞こえた。
【ごめん。また連絡するね。】
『あ、うん。』
変な感じで終わった電話。
いや、いやいや。
気になる、気になりすぎるよ。
でも、
あの感じは怒ってるって捉えなくても
いいってことなのかな?
『もう!大ちゃんの方がバカ!!』
こんなにも中途半端に遮断された
大ちゃんにちょっと不服だけど、
私の心配が少し解消されたことは
安心して良さそう。
それにしても、
私をみんなに会わせたくないって、?
それは、私が一般人だし迷惑かける、から?
それとも、、
余計なことを考えたくなくて、
お風呂に入ってすぐに眠りについた。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます!作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります! (2019年5月26日 21時) (レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ!としていつまでも見ていられます! (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プリン姫 | 作成日時:2019年4月28日 23時