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、
トン、トン、トン、
それぞれ淡々と野菜を切りながら
お互いのことを話す。
「へぇ。
Aちゃん友美ちゃんと幼馴染なんだ？」
『うん、幼少期からずっとね。』
「いいね、なんかそういうの。
俺も居たんだけど、
仕事が県外になったもんだから
疎遠になったんだよね。」
『でもさ、それ違うかも。』
「え？」
不意に作業を止めて私を見る翔くん。
『幼馴染って、疎遠にはならないと思う。
遠くても、辛い時とか悲しい時に
思い出して、それが支えになって。
帰省したときにふらっと会って。
他愛もなく話して。
心で通じ合ってるんだと思うけどな。』
「、、、。」
『まぁ、私は友美と離れたことないし、
今だから綺麗事言ってるかもだけどね。』
「ね、Aちゃんモテるでしょ？」
『は、い？』
「今のグッと来ちゃったなぁ。
心持ってかれちゃった。」
『もう、翔くんも作業進めてよねっ』
「ふふ、はいはい。、、、ありがとね。」
自然と大ちゃんと話してる感覚になって
つい喋りすぎちゃったけど、
翔くんの空気感に安心したからなんだと思った。
ピロン、
作業中、ラインが鳴る。
今日は昼からオフって言ってたもんな。
作業を止めてメッセージを開けば、
"なう。"
添付してある写真には、
真ちゃんとメンバー数人が映っていた。
楽しそ。
「彼氏、？」
『ち、違います！』
「はは、そんな必死にならなくても。」
『、、、。』
「さ、これ運ぼうか。」
『あ、うん。』
いつのまにか暗くなっていた空。
それぞれの支度も揃い、
いい頃合いになってきた。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます！作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります！ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ！としていつまでも見ていられます！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2019年4月28日 23時
