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、
『、、どうぞ。』
「いただきまーす。」
コーヒーを出して
大ちゃんが座るソファーに少し離れて腰掛ける。
「元気、だった？」
『ん、元気だったよ？
ただ、仕事が忙しくてちょっと大変だったけどね。
大ちゃんも忙しかったんでしょ？』
「まぁね。」
彼が気まづくならないように
普通に、普通に、、。
私、普通にできてるよね？？
「Aさんごめん！」
急に頭を下げて謝る大ちゃん。
『えっ、大ちゃん、？』
「なんか気まずくさせたよね。
ほんとごめん。
言い訳なんてしない。」
『え、？ちょっと、？』
「反省した。
俺、ホント調子に乗ってたよね。
でも俺身勝手だからさ。
Aさんに嫌われたくないから。
だから、また前みたいに一緒に飲みたい。」
頭を下げたまま話す大ちゃん。
会わない間、
彼なりにたくさん考えてくれてたんだって
ことが伝わって、
大ちゃんより私の方が身勝手でちっぽけだと思えた。
『顔、上げて？』
「俺、ほんと馬鹿だよね。」
トン、と大ちゃんの背中に触れる。
緊張しているのか、
ジワジワと彼の体温が熱く感じた。
こんなにも真剣に考えていてくれてたんだ。
ほんと、優しい人だね。
『大ちゃん、私こそごめん。
変に気にしすぎて大ちゃんと会うのが
気まずいって思う時もあったの。
でも、それって私の一方的な考えなだけ。
こうして真剣に悩んでくれてたんだなって、
私無神経だけど、すごく嬉しいよ？
だからさ、また飲み行こ？
私たち、友達でしょ？』
ズキ、
友達、という言葉に何故か胸が痛む。
バッと体を起こした大ちゃん。
何とも言えない表情だけど、
ホッとしているようだった。
「ほんとに？」
『ん。ホント。嘘つかないもん。』
「、ありがと。」
『私こそ、ありがと。』
お互いに照れたように微笑みあう。
すると、
真剣な面持ちに変わる大ちゃん。
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プリン姫(プロフ) - ことなさん» 読んでいただきありがとうございます！作製中ですので、更新楽しみにしていてください。頑張ります！ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 9cc564a9cd (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごくドッキ！としていつまでも見ていられます！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン姫
| 作成日時：2019年4月28日 23時
