良くある 愛されモノ設定【 呪術廻戦 】

呪術廻戦 : ▽ ページ15

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五条「 で、どうするかは決まった？」







虎杖の祖父の火葬を終え、ベンチに座る2人






虎杖「 …… こういうさ、呪いの被害って結構あんの？ 」




五条「 今回はかなり特殊なケースだけど被害の規模だけで言ったらザラにあるかな。」






呪いに遭遇して普通に死ねたら御の字
ぐちゃぐちゃにされても死体が見つかればまだまし


宿儺の捜索をするとなれば凄惨な現場を見ることになる

そして何より、虎杖自身がそうならないとは言えない







五条「 …ま、好きな地獄を選んでよ。」





どっちに転んでも、地獄。

それが呪術師である。






虎杖「 宿儺が全部消えれば、呪いに殺される人も少しは減るかな 」




五条「 勿論。」





虎杖「 あの指 まだある？」




受け取った宿儺の指を眺め気色悪いなぁ。なんて悪態をつきながらも口に放り込む。





ズンッ_____.




一瞬、彼の纏う雰囲気が変わるも、





虎杖「 クッ、ククッ… 。おぇっ、まっず。笑えてくるわ。」




肉体の耐性だけでなく、
宿儺相手に難なく自我を保てる


千年 生まれてこなかった 逸材______.





目の前で起きた光景が後押しするように
確信を得た五条は喉を鳴らすように笑った。





五条「【 覚悟はできた 】ってことでいいのかな？ 」





虎杖「 全然。 なんで俺が死刑なんだって思ってるよ。でも、呪いは放っとけねぇ。

宿儺は全部 食ってやる、後は知らん。」






- オマエは 大勢に囲まれて死ね -





本当に面倒くせぇ、遺言だよ。





祖父の遺言を思い出す虎杖






虎杖「 自分(テメェ)の死に様はもう決まってんだわ 」





五条「 いいね、君みたいなのは嫌いじゃない。 …… 楽しい地獄になりそうだ。 今日中に荷物まとめておいで。 」




虎杖「 どっか行くの？ 」





「 東京。」





虎杖「 伏黒！！」




隣に現れた伏黒に元気そうじゃん！！と言う虎杖に対し、伏黒はツッコむ





五条「 あと、悠仁。」




思い出したかのように五条は彼に声をかける






虎杖「 何？ 」





五条「 昨日 居た 銀髪アッシュの女の人覚えてる？ 」






虎杖「 あ〜、うん。」





五条「 上に提言したって言ったでしょ？あの人も協力してくれたんだよね。あと、火葬やらその他もろもろ僕が悠仁に付き添えるように任務請け負ってくれてるのも彼女だから、会ったらまずお礼言っときな。」









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