episode7 ページ7
ユキ:あー怖かった…
ホシ:ユキちゃんずっと声出してたな〜
ユキ:え、何で知ってるの
『あんな声出したら皆気付くよ』
…
ホシ:おい、何ぼーっとしてんだよ
俯きながら3人の後ろを歩いてるとホシが私に気付いた
ホシ:気分悪いのか？
ユキ:大丈夫？
くだらないことだ
私、ずっとユキちゃんに嫉妬してて
映画も面白くなくて味方のホシすらずっとユキちゃんにデレデレで…
「大丈夫、全然！」
『本当？』
「うん、平気。」
映画終わった時間は丁度夜ご飯の時間帯で、食べて帰ることになった。
ホシが食べたいと提案したピザ屋さんに来た。
丸テーブルに4人座って囲むようにして食事する。
『ピザなんて久々だなあ』
ホシ:家で頼んだりしねえの？
『うん、家政婦さんが作ってくれてるから』
家政婦…？
ホンくんこの見た目にしてお金持ちなの？
確かにどこか品があってお坊ちゃんって言われても違和感無いけど…
ユキ:はいはい！私思ったんだけど、
ユキちゃんが勢い良く手を上げて私の方を見た
ユキ:Aちゃんって3人の中に彼氏いるの？
「いないよー、3人とも全然好みじゃないし」
ユキ:ムンくんも？
ムンくん？ジュンちゃん？
あれは…確かにルックスは良いけど幼稚だし
ホシもミンギュも違うんだよなあ…
『じゃあ彼氏いないの？』
どうしてこの質問をするのはユキちゃんではなく、ホンくんなんだろう
ホンくんにとってただの質問でも私にとっては意味のある人からの意味のある質問
「…うん」
ユキ:なんだ〜てっきりムンくんといつも一緒にいるから付き合ってるのかと思った…
「あれはいつものことだから」
ホシ:そーそ、ジュンが幼稚園児なだけ
ジュンちゃんの話に花を咲かせているとホンくんは思い出し笑いのように一人で微笑んだ
『なんかユキみたいだね。』
そう
意味があるんだ
きっとホンくんにとっては日常の会話だとしても
彼の口から出る言葉は私にとって全て意味がある
ユキ:あのね〜
『危なっかしいし、目を離すとすぐどっか行ってるじゃん』
「…私、ちょっとトイレ行ってくる」
鈍感ではないから分かりきってる
まるで自分が透明人間にでもなった気分だった
きっと幼馴染にしか分からないんだ
幼馴染だから何でも言い合えるんだ
バタンッ
あーーー…イライラする…
『…ねえ、ホシ』
ホシ:んー？
・
『Aさんって僕のこと嫌いなのかな』
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キキ - とても面白くて一気の読んじゃいました！続き楽しみにしてます^ ^ (2019年12月14日 17時) (
レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ホンくんの自分の気持ちに気づいた時の男らしい告白を楽しみに待ってます！でも、この2人の気持ちが重なるまでにある色々な出来事、それもまた楽しみです。ね、剛田ジョンハニ^_^更新を楽しみに待っています！頑張ってください^_^ (2019年11月25日 23時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
strawberry(プロフ) - いつも見てます！主人公ちゃんが中学校の時好きだった人で、btsのホソクさんはどうでしょう(o^^o)これからも更新頑張ってください！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: b15d1f6763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やっこちゃん
| 作成日時：2019年11月5日 23時
