episode4 ページ4
ミンギュは策略家な一面を持つ
例えば好きな子がその子を落とすのに何処で出会ってどう落とせばいいのか分かってる
その策略家が今私に救いの手を伸ばしたのだ
『ゆっくりしていってね』
にこっと微笑んでキッチンの方へ行ってしまった
…ここアルバイト募集してないかな
ダメだ、好きだ私。
話しかけられただけで耳まで赤くなってる
ホシ:デート誘わねえの？
くちゃくちゃとケーキを食べながら何様のつもりでアドバイスしてるのだろうか
「無理、絶対無理。今日初めて話したのに好きだってばれたら終わりだよ？」
ホシ:はあ…お前そんなんじゃどっかの誰かに取られて泣きべそかくぞ
それは絶対嫌だ
私以外の子と付き合って私以外の子に微笑むホンくんを何で遠くから見なきゃいけないの…？
生き地獄も一緒じゃん…
でもどうやって仲良くなればいいんだ？
ジュン:はいはい！
「ちょっと声が大きい！」
ジュン:Aちゃんとこの中の誰かとジスの3人で出かけたらいいんじゃない？
ジュンちゃん…
ナイスアイデアではないか？
・
・
キーンコーンカーンコーン…
ホンくんはいつも帰りの挨拶が終わると早くに教室を出てしまう
帰ろうとするホンくんをドアのところでホシが急いで呼び止めた
ホシ:あ、ジスジス！待って待って！
『んー？何』
ホシ:明日の放課後って暇？
一方、ミンギュの後ろに隠れてその様子を伺う私
ホシ頼む！あんたに私の明日はかかってるんだ…
ミンギュ:Aは行かなくていいの？
「ちょっと黙ってて」
ミンギュ:はいはい
『明日は暇だよ。珍しいね、ホシから誘うなんて』
なんというか…
ホシみたいなテンションで話すというより
ホンくんの話し方は柔らかくてのほほんとしている
ホシ:まじで？あ〜じゃ、映画とかは？ほら、新作のホラーあんじゃん！
『うん。僕も観たかった』
ホシ:よかった〜Aもいるけどいい？
私の名前を出して少し経って
ホンくんがミンギュの方を見た
『Aさんも行くの？』
…え？いつから私がミンギュの後ろにいるって気づいてたの？
ミンギュの方ではなく、ミンギュ越しに目が合ってしまった
隠れているのもなんなのでホシとホンくんの元へ行こうと足を進めた
その時、あの子が彼の名前を呼んだ
ユキ:ジスー！
白雪姫。
その彼女が彼の名前を呼んでいた
『あぁ、ごめん。ちょっと明日の約束してたんだ』
ユキ:明日どこか行くの？
…嫌な予感。
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キキ - とても面白くて一気の読んじゃいました！続き楽しみにしてます^ ^ (2019年12月14日 17時) (
レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ホンくんの自分の気持ちに気づいた時の男らしい告白を楽しみに待ってます！でも、この2人の気持ちが重なるまでにある色々な出来事、それもまた楽しみです。ね、剛田ジョンハニ^_^更新を楽しみに待っています！頑張ってください^_^ (2019年11月25日 23時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
strawberry(プロフ) - いつも見てます！主人公ちゃんが中学校の時好きだった人で、btsのホソクさんはどうでしょう(o^^o)これからも更新頑張ってください！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: b15d1f6763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やっこちゃん
| 作成日時：2019年11月5日 23時
