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コナンside

「早川A……この名前を聞けば分かるだろう?」
「…………早川さんってこのまえの通り魔事件の時の綺麗な人?」

安室さんは少し笑った。それから、そうだよと怪しげな顔で言う。

「彼女は僕の友人でね、あの時は喧嘩をしていて他人のフリをしてたんだけど、どうやら事件に巻き込まれてしまったみたいなんだ」

俺は目を見開く。

「なんで安室さんは焦らないの?」
「…………君がいるからだよ」
「…………え?」

「きっと君はあの通り魔事件の日に彼女のことを怪しいと思って盗聴器を付けた。
変なものが服についてる、と彼女が言ってたんだよ」

それって君が付けたものだよね?
安室さんは笑顔で言った。
けれどその目には焦りが見えた。早川さんが事件に巻き込まれたことに焦っているのだろうか。俺は確かに盗聴器を彼女につけた。しかし、2時間後に気づかれて壊されたのだ。安室さんのただの友人が小型盗聴器に気がつくわけがない。けれど、命がかかっている今は安室さんに協力するしか無かった。

「早川さんが彼氏とデートしてしばらくしてから通信が途絶えたんだ。それまでの話ならできるよ」

俺がそういうと安室さんは少しホッとして「ここで話すのもなんだ。中に入ってくれ」と俺を店に招き入れた。

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なみ - とっても面白いです。更新楽しみに待っています!!続きが楽しみです! (2019年8月8日 10時) (レス) id: 0ffda98372 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO - 面白いです!更新待ってます! (2019年4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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