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降谷side

『…………まだ何か私に嫌味を言いたいの?』

何も考えずに腕を掴んでしまったので自分でしたことなのに焦る。
ここで何をいえばいいんだ?
お前のことが好きだ。いや、ちがう。
俺がお前を守る。それじゃあ意味がわからないだろ。

その時俺は警察学校時代のことを思い出した。

.
.
.

猫を被っていなくても、早川は頭もいいしユーモアもあるからモテるはず。
なんで猫を被ってるんだ?
早川の本性を知ってしばらくするとそんな疑問を持った。

「お前、なんで猫かぶってるんだよ」

だから僕はその疑問を本人にぶつけた。
すると、早川は俺から目をそらす。

『降谷には、関係ない』

早川は静かにそう言った。

.
.
.

今思えば、彼女にそう言われた時から俺は素直になれなくなっていたのだ。
好きだと気づいても彼女との心の距離の遠さを感じて罵り合うことで自分自身を守っていた。

「お前は、なんでそんなに猫を被るんだ」

トラウマになっていたその質問を数年越しに彼女になげかける。
今ならちゃんと答えてくれるかもしれない。
そんな僕の期待も虚しく、

『あなたには関係ないでしょ』

と数年前と同じ返事が返ってきた。
早川は僕の顔を見ると少し泣きそうな顔をする。
なんでお前は、そんな顔をするんだ。
早川は涙を堪えながら逃げるように去っていった。

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SHINO - 面白いです!更新待ってます! (4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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