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私は今きらきらと光る夜の町をキラキラしたイケメンとドライブしている。
今の私は世界中の女子のあこがれの状況である事はわかる。

わかる。

わかるけど、

ま っ た く う れ し く な い

さっきから降谷さん一言も喋んないし気まずいお。
つらいお。

あぁ、神様お願いです。何か色々あって私が警察庁警備局警備企画課から移動させられるみたいな展開があってください。

降谷さんの事は大好きですけど、気まず過ぎてやっていけません。

裕也に助けを求めてたら「がんば」って言って親指たててきました。
流石に殴りたかった。

しかもさっき降谷さんに気づかれないようにこっそり「ヤバいヤバい気まずい」ってラインしたら
「(^ω^)b」って返ってきた。もう殺意しか湧かないんだけど。

(^ω^)bじゃねぇよ。せめて「がんば」にして欲しかった。

「ついたぞ」

車がとまったと思えば、降谷さんのそんな声が聞こえる。

車をでればそこには高そうでそんなに高くないような居酒屋のようなレストランのようなそんな感じの店があった。

私の今のたとえがクソすぎて自分でもびっくりしたわ。

つまり丁度いい値段っぽいいい感じの店って事です。

「いらっしゃいませ二名様ですか?」
「はい」
「こちらの席にどうぞ」

降谷さんは店員さんに言われた席に座る。
私もそのあとに続いてすわった。

今思ったけど、降谷さん向かいに座んの?
ちょとマジかよ。相変わらずイケメンだな!

ていうか正面から降谷さんに顔見られたくないんですけど。

あ、こいつマジブスだな。って思われるから嫌なんですけど。

そんな事を考えていると降谷さんが突然口をひらく。

「早川は、俺の事が嫌いなのか」
「えっ?な、何でですか...?」

「さっきからばつの悪そうな顔をして俺を見るから」

あっ(察し)
降谷さんがイケメンすぎてそんなに機嫌の悪い顔をしていたのか。

「いいえ、そんな事ありませんよ」
「そうか」

降谷さんはそれだけ言うとまたメニューに視線を戻した。

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推しが尊いマン(プロフ) - 始まりから面白すぎwww最高でございますッw (2020年12月4日 14時) (レス) id: ae253cfa81 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀 - 評価100票め頂きました!最初から面白すぎです。素晴らしい作品をありがとうございます! (2018年5月21日 4時) (レス) id: 28248091e8 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 雨令さん» 神作なんて....そんな....!雨令様はなんて嬉しい事を言ってくれるのですか...!緋色組を人間国宝にしない世の中はおかしいですよね。降谷さんをカッコいいと思っていただけて嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2017年10月31日 18時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
雨令 - 最高ですね。神作!!降谷さんがイケメン過ぎてもうやばいですね!緋色組とかマジで人間国宝!!!!赤安の神っぽさにはもう悶絶しまくってやばかったです,これからも更新頑張って下さい!!応援しています!! (2017年10月30日 19時) (レス) id: ce2cbee5ea (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - ひゆめさん» コメントありがとうございます!赤安、降風ですね。この小説を書いてると「もしかして赤安と降風の需要無いんじゃ....」と思う事が多いのでそう言って貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2017年10月3日 19時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年9月10日 11時

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