【悲報】公安に腐女子が来た件について

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風見side

「あの、風見裕也様にお願いがあるのですが」

昼休みにいつも通り一緒に昼を食べているとAは謎の敬語を使う。

「これに一緒に行ってくれはしませんか」

Aはそう言いながらなにやら広告のようなものを取り出す。
その紙には「スイーツバイキング」と言う文字が書かれている。

「スイーツバイキング？」

そんなもの、何で俺と二人で行きたいと言うのか。
友達と行けばいいだろ。

「何で俺と一緒に？」

「その、下の方を良く見てください」

言われた通りに広告の下の方を見る。

良くみると「カップルのお客様のみ、ヒーローレボリューション限定ストラップがついてきます！」と小さくかいていた。

確かヒーローレボリューションはAが好きなアニメなはず。

だから俺と二人で行きたいのか。

「お願いします風見様。私の人生はヒロレボで出来ていると言っても過言ではありません。
しかもそのストラップは私の推しであり運命の人でもあるイシザキさんです。

どうか、私とイシザキさんの運命の糸を切らないでください」

凄い言って来るな.....

私の人生はヒロレボか、確かAが腐女子になったのもヒロレボを好きになったはず。

マジで人生そのものだな。
その瞬間から人生終わったんだな。

「まぁ、別に二人で行く位いいよ」

するとAは目を輝かせる。

「本当！？マジで！？やった！！！」
「ただし、お前のおごりだ」

「........えっ」

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