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7.4話 ページ43

「あなた、一体ここで何をしているの?」







へ・・・・・?




ーーーーーーーーー




な、なんか大変なことになってる!?


あの後私はお風呂から上がり、

着替え、みんながいるリビングに行った。





・・・・・・・





しばらく沈黙が続いている。


この人は多分、いや確実に紅葉野くんの

お母さんだよね。


さっきからずっと見つめられてるんですけど!!

すみません!!!!!!

こんなやつが勝手に人の家のお風呂使って

怒らないわけないですよね!!

ホントにごめんなさい!!!



秋「母さん、今日遅くなるんじゃなかったの?」

母「この天気だから一旦家に帰るように
  言われたのよ。まぁ、このあとすぐに
  会社に戻るけど。
  で?これは一体どうゆうことなの?秋」



紅葉野くんのお母さんは腕を組ながら

紅葉野くんに問う。


これ完全に怒ってるよね(-_-;)



秋「さっきラ○ンで連絡してあったでしょ。
  「今日友達が帰れなくなったから
  家に泊まる」って」

母「ええ。そうだけど、女の子が泊まるなんて
  一言も言ってなかったじゃない」

秋「Aは友達だよ」

母「友達とはいえ、こんな男だらけの
  ところになんていさせられないじゃない。
  ましてや、貴方たちも年頃の男の子
  なんだから。女の子一人だと心配じゃない」



あれ、もしかして私のこと

怒ってるんじゃなくて

心配してくれてたの?



A「あの・・・・・怒ってないんですか?」

母「怒る?何に?」

A「いや、その、勝手にお風呂とか
  使っちゃって・・・・」

母「別にいいわよそのくらい。
  それにしても、貴方大丈夫なの?
  こんな男だらけのところ、
  居づらいでしょ?」

A「いえ、私は全然大丈夫です!
  泊まらせて頂いてるだけで
  ありがたいです」

母「そう。そうだわ、寝るときは私の部屋
  使っていいわよ。客室は少し遠いから、
  あの子の部屋で寝るより
  その方がいいでしょ?」

A「あ、はい。ありがとうございます」

母「それじゃあみんな、ゆっくりしていってね」



紅葉野くんのお母さんはそう言うと

部屋へと戻っていった。


思ったよりいい人だったな。

人は見た目で判断しちゃいけないとは

まさにこの事だな。

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設定タグ:オリジナル , イケメン王子 , 夢小説   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時

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