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6.3話 ページ36

人ごみの中をなんとか抜け出そうとしていると、









ドンッッッ









A「あっ・・・・!」





やっば!人とぶつかっちゃった・・・・・









しかも――――







男「うお――――ッッッッ!!!!
  いってぇ!!!!」

A「!??」(ビクッ









超タチの悪い男の人と。









・ ・ ・ ・ ・ ・









どうしよう。



いや、マジでどうしよう。



男「おいお前。聞いてんのか!?
  ぁ”あ”!!!?」

A「聞いてます」



この人めっちゃめんどくせぇ!!!




そんなにでかい声出さなくても

聞こえてるっつの!!(イライラ



男「俺さぁ、まだ腕いてぇんだわ。
  だから、慰謝料払えや10万」

A「10万!?」



こいつ何言ってんの。

海に遊びに来てる人が

10万とか持ってるわけないし。



A「あの、私10万とか
  そんなお金持ってないんで」

男「あ”あ”!?慰謝料払えよ、
  こっちは腕怪我してんだぞッッ!!!」

A「それじゃ、慰謝料の代わりに、
  何か食べ物を奢るというのは?」

男「てめぇなめてんじゃねぇぞ!!」



なめてはいないんだが・・・・


ん〜・・・・・

こういう時ってどうしたらいいんだろう。







男「!!そうだなぁ、んじゃ慰謝料の代わりに」








男はじりじりと近づき、私の腕を掴む。



そっちの手、怪我してるんじゃなかったけ?









男「慰謝料が払えないんだったら、
  体で払ってもらおうか?」







A「無理です」









私は即答で返してやった。



そんなの嫌に決まってるでしょ。


誰がこんな頭ん中スッカラカンな奴に

体なんか捧げるか。









男「こんのッッッ!!!
  クソ女ぁッッ!!!!!!」

A「っ!?」








私は男の逆鱗に触れてしまったのか、



とうとう男が手を上げてきた。









ヤバイ。こんな至近距離で、

しかも腕を掴まれた状態。




ダメだ!!!





私は避けきれないと判断し、歯を食いしばった。





が、その痛みは一向にこなかった。









あ・・・・れ?









「っと、あっぶねぇなぁ。
 女の子に手ぇ上げるなんて、
 お前が一番クソなんじゃねぇの?」









え?









何で・・・・・・?

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設定タグ:オリジナル , イケメン王子 , 夢小説   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時

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