２話 勉強会って長続きしないよね ページ12
遠くから音が聞こえてくる。
その音はだんだんと大きくなり、
私の意識を夢の中から引っ張り出そうとする。
ピピピッピピピピ、ピピピピッ
A「う〜〜〜〜ん････」
布団から手を伸ばし、スマホのアラームを止め、
時間を見る。
あー、もう10時になるのかー
・・・・・・・・・
エ…じゅうじ・・・？十字…
10時！？？
A「うわーーーーーーーーーー！！！
やばい！！寝坊した！！」
今日は日曜日。
こんな日は、
ゆっくり昼の1時まで寝ていたいところだけど、
今日はそんな時間まで寝ている場合ではない。
そう、今日はあの「イケメン王子」と一緒に
勉強会をする日。
あ〜〜〜〜、こんな目に遭うんだったら、
朝の4時までゲームするんじゃなかった…
私は大急ぎで準備をし、一階へと降りる。
母「あら、A。珍しい、
こんな時間に起きてくるなんて。
今日は雨降るわね」
お母さんが皿洗いをしながら言った。
A「降らないよ！たぶん･･･
あっ今日夕方まで帰らないから」
母「な〜に〜？もしかして、
彼氏でも出来たの〜？」
お母さんが冗談まじりに
ニヤニヤしながら言うと、
ダイニングテーブルで
新聞を読んでいるお父さんが、
飲んでいるコーヒーをいきなり噴出した。
父「なにっ！？おま、
男なんかできてたのかっ！？」
A「違う！！いってきますっ！」
母「いってらっしゃ〜い♪」
父「おい待て！！A！まだ話は――
呼び止めているお父さんを無視し、外へ出る。
まったく、
うちの親はなんであんな朝から騒げるんだか。
あっ時間ヤバッ！
その頃、イケメン王子は―――
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます！第2作もありますのでよろしくお願いします！！ (2020年4月25日 1時) (
レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる！ (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました！ (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの（設定された）過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね？ (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます！更新頑張れます！！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2018年12月2日 17時
