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74話 ページ33

Aside


ワゴンを押しながら猛スピードで走ってたら、
小石につまづいて転んだ。

拍子にケーキが宙を舞ったので、
そうはさせまいと、両手でキャッチする。


こうして、俺のおかげでケーキは無事で済んだ。





ハーツ「元々お前のせいだろ。」


ケーキは無事だったが、俺の顔は泥と擦り傷まみれになってしまったので、心優しいハーツラびゅルの先輩に手当されてる。


『痛い。もうちょっと優しく。』

ハーツ「お前なぁ…。」

俺の顔の治療が終わったのか、ハーツラびゅルの先輩はもう走るなよ、と言ってどこかへ行ってしまった。

俺の持って来たワゴンのケーキは、無事に机に並べられたので、またケーキを取りにワゴンを運んだ。

次は転ばないようにしようと、
小石に気をつけながら走る。




『ただいまー。』

トレイ「おかえ…あー、大丈夫か?」

振り返ったトレイサンは、
俺の顔を見てやっぱりな…。と零す。

『ハーツラびゅルの先輩が手当してくれた。』

トレイ「それは良かった。もう転ぶんじゃないぞ?」

ケーキがどうなったか聞かれたので、俺が華麗にキャッチした話をすると、ホッと胸を撫で下ろす。

トレイ「あーよし、よくやったな。次はケイトと薔薇を塗るのを手伝ってくれるか?」

『?でもまだケーキあるけど。』

トレイ「ああ、これはまた後で運ぶさ。」

背中を押されて、仕方なくケークンチャンの所へ戻る。



『ってことで、手伝いに来た。』

ケイト「あっははー、、なるほどね。じゃあ、あっちの薔薇の木を任せてもいいかな?」

『あいあい。』






『…赤か…。地味だな。もっと派手にしてあげよう。』


薔薇の色をグラデーションに変えていく。

赤、橙、黄、黄緑、緑………。


『うん、最高。』




ケイト「ちょちょっ!!?Aちゃん!?何してんの!?」

なんでもない日のパーティは、赤って決まってるんだよ!!

んもう、とケークンチャンは薔薇の木を一望する。


ケイト「……でも、これはこれでマジカメ映えー!写メだけ撮って、赤に塗り替えよ!」

パシャパシャと撮ると、
満足したのかスマホで加工を施していく。

俺はその間に虹色の薔薇の木を赤く塗っておいた。

ケイト「送信!と。うわ、Aちゃん、頭はトンチンカンだけど、魔法だけは凄いよねー☆」


ケーくん見直した☆と言って、
また薔薇を塗る作業に戻った。







トンチンカン…?

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作品ジャンル:ギャグ
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります(キリッ) (3月3日 22時) (レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ`)w‪𐤔 これからも頑張ってください! (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです!…マミー・ブッチ参戦…?←??? (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月10日 22時

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