72話 ページ31
Aside
ﾗｷﾞ「オレはレオナさんの部屋に朝食運んでくるッスから、先に食っといていいッスよ。」
トレーを一つ手に取り、ラギークンは部屋を出る。
俺は自分のトレーとラギークンのトレーを持って、
その後を追いかける。
『折角だから三人で食べよーよ。』
ﾗｷﾞ「レオナさんが嫌がるッスよ。」
『あの人なんだかんだ俺らのこと好きじゃん。』
ﾗｷﾞ「だからどこから出てくるんスかその自信…。」
ラギークンは俺を止めるのを諦めて、
おじタンの扉を叩く。
ﾗｷﾞ「レオナさーん。朝食の準備出来ましたよー…て、寝てるか。」
扉を開けてラギークンと部屋に入る。
ベッドには気持ちよさそうに眠るおじタンの姿が。
『耳元で叫んでいーい？』
ﾗｷﾞ「死にたきゃどーぞ。」
いそいそと朝食の支度をしているラギークンから許可を貰ったので、遠慮なく。
『わあぁぁぁぁ！！！！！！』
ﾗｷﾞ「うわぁぁあああ！！！？？？」
ラギークンの耳元で叫ぶと、え！？なんでオレ！！？と、耳を抑えてこちらを睨みつける。
少し涙目だ。
ﾗｷﾞ「レオナさん起こすために言ったんじゃないんスか！！？」
毛が逆立っているラギークンを見て、ケラケラと笑う。
『冗談だって。』
ﾗｷﾞ「死ね。」
軽くスネを蹴られた。痛い。
ﾚｵﾅ「…チッ。テメェら、人の部屋で騒いでんじゃねぇよ。」
俺とラギークンの叫びで起きたのか、
頭を抑えながら起き上がるおじタン。
『ブッチッチが叫ぶから。』
ﾗｷﾞ「誰のせいッスか…。ていうか、その呼び方たまにするけど、ダサいんでやめて欲しいッス。」
俺とラギークンは小さな丸テーブルを借りて、
そこにトレーを置く。
今日はマジフト大会の次の日ということで休日である。
ゆっくりと朝食を食べて、
おじタンの部屋でダラダラする。
ﾚｵﾅ「………いつまでいんだよ。」
『いつまでも。』
ﾚｵﾅ「帰れ。」
朝食を食べ終わったおじタンが再び寝転びながら言う。
いいじゃん。どうせおじタンゴロゴロしてるだけでしょ。
ぷくぅ、と可愛らしく頬を膨らませると、
ラギークンが俺の襟を掴んで引きずる。
ﾗｷﾞ「そろそろ行かないと、砂になるッスよ〜。」
でかしたラギー。とおじタンは満足そうに笑う。
俺の可愛い顔が見えないのか？
『そういや、俺今日用事あったな。』
ﾗｷﾞ「あんたほんと何してんスか…。」
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
