57話 ページ16
Aside
inヴィルの部屋
そろそろマジフト大会の時期らしい。
俺は何故か、イグニハイドの選抜メンバーに選ばれた。
理由はイグニハイドで異例の陽キャだからとか。
陽キャとは陽気なキャラという意味らしい。
『俺って太陽みたいな男だもんね。』
ヴィル「ドブの間違いじゃない?」
ドブ男?何それかっけー。
ヴィル「いい?A。マジフトでは沢山注目を浴びることになるわ。特にあなたは1年生だし、何より目立つ。」
つまり、身だしなみには気をつける事ね。
と俺の髪を整えながら言うヴィルサン。
ヴィル「あんた、顔”だけ”はいいんだから、出場前はしっかりお化粧をしなさい。」
あたしかルークを呼んでもいいわ、と付け足す。
『顔”も”いいんで、頑張って勝ちます。』
言うじゃない、と鼻で笑うヴィルサン。
ルーク「オーララ。君が活躍する時が私は待ち遠しいよ。胸が弾けそうだ!」
今日も元気なルークサン。
オーララってなんだ。
ルークサンに出会ってから、
俺のスマホの検索履歴はルーク語で溢れかえっている。
『ポムフィオーレと当たったら、水魔法で顔だけ狙いますね。』
地味な嫌がらせはやめなさい。と頭をはたかれる。
ポムフィオーレはどうやら見た目を気にする人が多いらしい。
この前ポムフィオーレ寮ですれ違った人の服にアイスをつけてしまったことがある。
その時に、何故か手袋をぶつけられて、手袋を拾いたまえ!と言われたので、拾って返したら魔法で攻撃してきた。
俺の親切を仇で返されたのだ。解せぬ。
ヴィル「うーん、かきあげるのも悪くないわね。ルーク、どう思う?」
俺の前髪をヴィルサンは手で後頭部へと倒す。
ルーク「そうだね。
ヴィル「そうね。たまに垂れてくる髪がいい感じにセクシーさを出しているわ。軽くワックスをつけましょう。」
俺の前髪にベッタベッタと何かが塗りたくられる。
そしてまた、先程のように後ろに倒される。
『俺はどんな髪型しててもボーテだよ。』
ヴィル「お黙り。」
今、あんたのマジフトの髪型を決めてるんだから。とヴィルサンは髪に執着するが、正直試合をしているうちに崩れると思う。
ヴィル「.....いい感じね。これにしましょ。」
俺の髪は前髪垂らしたオールバックに決まったようだ。
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります(キリッ) (3月3日 22時) (レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ`)w𐤔 これからも頑張ってください! (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです!…マミー・ブッチ参戦…?←??? (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月10日 22時