20話 ページ22
Aside
肉肉肉肉肉肉肉
肉肉肉肉肉肉肉
肉肉肉肉肉肉肉
あ、ちょうちょ
いや、肉肉肉肉肉、
ラギ「……あー、Aくん?どうしたんスか?肉肉言って。」
『あ、肉…いや、ラギークン。』
気がつけば大食堂にいた。
肉のことしか考えてなかった。
『実は、植物園からおつかい頼まれた。』
ラギ「あー、うん。わかんないッス。」
『ラギークンは飯食ったの?』
と聞けば、途端に彼は待ってましたとでも言うような顔になり、途端に耳はしょげて、尻尾が垂れ下がる。
ラギ「…実はオレ、実家が貧しくて、、今日も飯にありつけられなかったんス…。」
しょぼーん、と効果音が着きそうなラギークン。
途端に、肩をガシッと掴まれる。
ラギ「Aくんって、オレの友達ッスよね?なんでもいいんス!なんか食べれそうな物持ってないッスか!??」
ご飯が食べられないのは可哀想だが、
生憎バナナはもう胃の中だ。
バナナの皮は大食堂までの廊下のどこかに落ちている。
優しい誰かがきっと拾ってくれるよ、
アデュー、バナナの皮。
もうバナナに引っ付いてくんじゃねーぞ。
『……これ、俺の財布じゃないけど、好きな物お食べ。』
植物園から貰った財布をラギークンに差し出す。
マドルでもお食べ。
ラギ「え"、いや、いいんスか?これAくんの財布じゃないんスよね?」
たじろぎながら、財布を受け取るラギークン。
『植物園がなんか肉買ってきたら、なんでも買っていいってよ。じゃあ、後はラギークンに任せる。』
ファイト、肉。
それだけを言い残し、俺は大食堂を去った。
後ろから、
植物園ってなんスか!!?人の名前ッスか!???
と、ラギークンの叫びが聞こえる。
とりあえず場所は伝えてるから、後の事は大丈夫だろう。
別に面倒くさくなったとかじゃ、ない。
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雷蔵 - 笑いこらえんのしんどいww (2月26日 0時) (レス) @page20 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - 誕生日おなじでめちゃビビった。そんな昨日あったっけって笑 (7月28日 5時) (レス) @page2 id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - ものすごく面白いです!同室の君と角の子で吹き出しましたwwwインタビューのとき、仲良い(?)人の内の半分が対価取ってるwww「この作品面白い!」と思ったら、大体トマトさんです!いつも読ませて頂いております!無理せず更新頑張ってください!長文失礼しました…。 (2023年4月2日 2時) (レス) @page42 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
kome(プロフ) - トマトマヨトマメトマトさん» パクられるとゆうことはそれだけ面白い作品だと云うことです。これからも応援しております! (2023年3月24日 8時) (レス) id: 4c2006e05c (このIDを非表示/違反報告)
トマトマヨトマメトマト(プロフ) - komeさん» お返事ありがとうございました。相手様のコメントに注意喚起をしてみようと思います。面白い作品と思っていただけて幸いです。これからも何卒よろしくお願いします! (2023年3月24日 8時) (レス) id: a96fc2539f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月9日 0時